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蓮))あれって…
俺は、すぐにそのキッチンカーに向かった。
亮平))いらっしゃいませ(^^)どれにしますか?
蓮))…。
亮平))お客様?
蓮))亮平?なんで?俺だよ?蓮!
亮平))えっと…。
康二))亮平?どしたん?知り合い?
亮平))えっと…。
お店の人は俺の方を見た。
康二))ちょっといいですか?話したいことが。
蓮))あ、はい。いいですけど…。
そうして、その人と少し離れた場所に移動した。
康二))亮平の、彼氏さんですよね?
蓮))はい。
康二))落ち着いて聞いてください。
康二))亮平は…
蓮))え…。嘘ですよね。きっとなんかの間違い…。
康二))嘘じゃないんよ?小さい時に、事故にあって。
康二))だから、多分あなたの記憶も…。
蓮))なんでよ…。亮平…。(泣)
康二))なので、もう来ない方があなたのためです。
康二))忘れてください。お願いします。
そう言って、その人、康二さんは頭を下げた。
蓮))それは…できません。
康二))え?
蓮))亮平は、俺にとって一番大事な人なので。
蓮))忘れることはできません。
康二))でも、苦しむこと、辛くなること、増えますよ?
蓮))それでも、俺は一緒にいたいんです。
康二))そうですか。
康二))あ、そろそろ戻らなきゃ。
康二))そうだ。俺の連絡先。記憶のこと、ちゃんと理解できたら連絡して。
蓮))はい。ありがとうございます。