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君が僕を忘れても

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君が僕を忘れても

6 - 亮平の秘密

♥

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2024年09月22日

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蓮))あれって…


俺は、すぐにそのキッチンカーに向かった。


亮平))いらっしゃいませ(^^)どれにしますか?

蓮))…。

亮平))お客様?

蓮))亮平?なんで?俺だよ?蓮!

亮平))えっと…。

康二))亮平?どしたん?知り合い?

亮平))えっと…。


お店の人は俺の方を見た。


康二))ちょっといいですか?話したいことが。

蓮))あ、はい。いいですけど…。


そうして、その人と少し離れた場所に移動した。



康二))亮平の、彼氏さんですよね?

蓮))はい。

康二))落ち着いて聞いてください。

康二))亮平は…

記憶障害です。

蓮))え…。嘘ですよね。きっとなんかの間違い…。

康二))嘘じゃないんよ?小さい時に、事故にあって。

康二))だから、多分あなたの記憶も…。

蓮))なんでよ…。亮平…。(泣)


康二))なので、もう来ない方があなたのためです。

康二))忘れてください。お願いします。

そう言って、その人、康二さんは頭を下げた。



蓮))それは…できません。

康二))え?

蓮))亮平は、俺にとって一番大事な人なので。

蓮))忘れることはできません。

康二))でも、苦しむこと、辛くなること、増えますよ?

蓮))それでも、俺は一緒にいたいんです。

康二))そうですか。

康二))あ、そろそろ戻らなきゃ。

康二))そうだ。俺の連絡先。記憶のこと、ちゃんと理解できたら連絡して。

蓮))はい。ありがとうございます。

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