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𝔾𝕌𝕄𝕚 ˟˟ 💭🎧 ࣪⸝⸝꙳
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俺は今、首領室に居る
雰囲気は最悪
俺の心も乱れていた
森「太宰君の護衛は殺され、太宰君は消息不明か…展開が異様に早いね」
森「護衛もそれなりに強い者にしたのだけれど… 」
森「随分と手慣れているねぇ、」
森「其れか予測していたか、」
森「太宰君の父親だからそれなりに手強いのは判っていたが此れ程とは」
森「やられたね」
森「中也君、例の物を」
中也「はい」
俺はポケットの中から発信機を取り出し た
森「矢張り付けておいて良かった」
森「太宰君も存在を知っていて付けたままという事はこういう事態になる可能性があると判っていたという事だろうね」
森「太宰君は何処に居る? 」
中也「…横浜から出ていますね」
森「県外逃亡という訳か」
森「太宰君の過去を知ってから津島家について調べてみたのだけれど」
森「ほとんど情報が無かった」
森「でも一つだけ判った事がある」
森「其れは太宰君の実家が青森県にある事」
中也「青森県…」
森「私の予想では太宰君を連れて実家に帰ると思っている」
青森県…横浜から離れすぎている
容易く行ける距離では無い
でも、太宰が…
森「…心配かね?」
中也「…心配はしていません」
中也「でも一応元相棒です」
中也「組織の利益の為にも助けなければ」
【太宰「…助けてッ」】
中也「…チッ」
森「本当は心配でしょうがないんだね、笑」
森「良いよ、行っておいで」
中也「え、?」
森「青森県に行って太宰君を助けておいで」
森「協力ならいくらでも仰ごう」
中也「…良いのですか、?」
中也「何日掛かるか判らないですよ」
森「心配なのだろう?」
中也「…はい」
森「良い報告を待っているよ」
首領からの許可を得て
俺は青森県に向かおうとしている
あまり頭脳戦は得意では無いが
俺なりに考えて俺だけでは太宰を助ける事は 出来ないという結論に至った
其の為、首領の協力で探偵社と合同任務という事になった
探偵社の奴らには太宰が攫われて危険な状況に居る、という事だけ伝えてある
敦「太宰さん大丈夫ですかね、」
国木田「彼奴の事だ、大丈夫だろう」
中也「…何で此のメンツ何だ?」
国木田「戦闘力と太宰の行動の理解力を総合的に見て此のメンバーが一番良いと判断した」
中也「そうか」
敦「其れにしても青森県って随分と遠いですね…」
国木田「今回の任務についての詳細が明かされていないが如何いう事何だ」
中也「先刻も言った通り太宰が攫われて危険な状況何だ」
国木田「其れは知っている」
国木田「先ず相手は誰で如何言う奴何だ?」
太宰の許可無しに過去は話せねぇ、
中也「…誰かは知らねぇ」
中也「相手は元々天才研究者と呼ばれていた」
敦「天才研究者!?」
敦「めっちゃ強いんじゃ、」
中也「あぁ、強い」
中也「太宰と同じで頭脳がズバ抜けて良い」
中也「戦闘力も必要だが頭脳戦に近くなるかもな」
国木田「こんな時に限って乱歩さんが不在とは…」
敦「タイミング最悪ですね」
中也「手前ら気ぃ抜くんじゃねぇぞ」
中也「…きっと厳しい戦いになる」
無事で居ろよ
太宰
太宰side
頭が重い
身体が思う様に動かない
此処は何処だ、?
父上「やっと起きたね」
太宰「父、上」
父上「未だ頭が動いていないかな?」
父上「此処が何処だか判るかな?」
真っ白な天井
眩しい照明
冷たいベット
拘束具
血の付いた壁
そして実験器具
嫌な思い出が蘇る
太宰「ぁ、」
父上「思い出したかな?」
父上「此処は実験室だよ」
父上「昔はずっと此処に居たよね」
父上「あの頃は大変だったなぁ」
父上「暴れるし泣き喚くし言う事聞かないし」
父上「でも修治が一番良い子だったよね」
そう言うと口枷を手に持って私の顔に近づけて来た
太宰「ゃ、だ」
父上「今は大人になったから」
父上「もっと良い子になってるよね」
抵抗しようとしても手と脚は既に拘束済み
少しも抵抗出来ない
前も感じた様な恐怖が込み上げて来る
自然と涙が溢れた
父上「泣かないでおくれ」
そう言って私の頭を撫でた
父上「お父さんの為に頑張ってね」
口に口枷が嵌められる
言葉はもう紡げ無い
父上「先ずはそうだなぁ」
父上「前の記録を元にして対照実験をしよう」
父上は腕の包帯を解き何の抵抗も無く私の腕にメスを入れた
太宰「ッ」
勿論麻酔何か使わない為
鋭い痛みが走る
傷をどんどん抉られる
太宰「ぅ”ッ」
苦しい声を出しても気に留め無い
鉄の匂いが鼻を刺す
父上「あぁ、何年振りだろう」
父上「気分が高揚する」
父上「矢張り修治は最高だ!」
傷は深くなる一方
父上「此れ以上腕は駄目だね」
父上「次は臓器にしよう」
拘束具が強まる
父上「動くと危ないからね」
父上「あ、動け無いのもつらいだろうから 口枷を外してあげよう」
太宰「はぁ、はぁ、」
父上「つらいと思うけど頑張ってね」
言い終わると容赦無くメスが腹に当てられた
太宰「い”ッ」
麻酔無しの手術が地獄だと聞いた事があるが
本当に地獄の様だ
意識が飛びそうな痛みが身体中に走る
切られた傷口に開創器が差し込まれ傷が一気に開かれる
太宰「あ”ぁッ」
父上「痛いよね、頑張ろうね」
視界がチカチカ点滅して来た
意識が飛びそうだ
父上「寝たら駄目だよ」
と言われ顔に水をかけられる
太宰「ゴホッカハッ」
父上「寝ないでね」
絶え間ない痛み
気絶も許され無い状況
こんなの一種の拷問だ
考え事をしている合間も刻一刻と傷は広がる
腹の中に何本も開創器が差し込まれている
私自身も限界に近かった
一体何時間経ったのだろう
もしかしたら未だ数十分しか経っていないかもしれない
何回目かも判らない気絶をしそうになると
父上が耳元で囁いた
父上「中也君は良いのかな?」
太宰「ちゅ、や」
父上「修治が言う事聞かないなら 中也君、如何なっても知らないよ」
父上「後、修治は武装探偵社に所蔵しているよね 」
父上「彼らの異能は素晴らしい」
父上「彼らも如何なるか…」
太宰「やめ、て」
太宰「みんなには、手を、出さないで 」
父上「其れが頼み事をする態度かな?」
太宰「…やめ、てください、 」
太宰「いうこと、ききます」
太宰「だから、みんなにはてを、ださないでくだ、さい」
父上「矢張り修治は良い子だね」
父上「お父さんと一緒に頑張ろうね」
巻き込まない様にしなきゃ
迷惑掛けない様にしなきゃ
みんなを守らないと
ぜひ感想書いていってください
コメント
5件
うわっ……第4話、めちゃくちゃ重かったですね。中也が「心配してない」と言いながらちゃんと動いてくれるところ、相棒感あってグッときました。そして太宰sideの実験室シーン……父親の「良い子だね」という台詞が逆に怖すぎる。麻酔なしの手術描写が生々しくて、読んでるこっちまで息が苦しくなりました。「みんなを守らないと」と必死に耐える太宰に胸が痛む……中也たち、早く辿り着いてくれ。