(前回の続きです)
するとたくさんの光が病院全体を覆い、眩しくて、大地は気絶した…
チュンチュンチュン…小鳥の声で目を開けると大地はベットの中だった。窓を見るともう朝だ。
(昨日のことは全部、夢だったんじゃ…)っと思い、おそるおそる台所へ向かう。すると彩の部屋で声がする。覗いてみると、たくさんのアヤカシが彩と一緒に踊っている。
(昨日のことは夢じゃないんだ…)っと思い、安心しつつも、アヤカシ達に
「どうしたの?」っと聞いた。
するとみんながとてもうれしそうになり、彩が説明してくれた。
「昨日、大地が魔物をアヤカシにしてくれたおかげで、邪気がなくなって、病院の患者さん全員が退院できたんだって!」
「そうなの⁉ じゃあもう安心だねっ!」 大地はでも…っと思った。
(みんな退院すると病院が困っちゃうなぁ)っと。 するとコンタが
「酒呑童子さんといっちーもこの家のアヤカシになったんだよー!ぜひ、大地を守りたいってね!」
っと言うコンタの後ろから、酒呑童子といっちーこと、磯女が出てきた。
「昨日はすまなかった。あれから、みんなの気絶をといて家にきたら、ここにいたくなってな」
「そうそう、だからこの家のアヤカシとしてみんなを守るわよ!」 っと2人は言った。
大地はポカーンと口を開ける。 驚いている大地がおもしろかったのか、彩がさらに行った。
「ふふっ 驚くのはこれからよー。台所に行ってみて🎵」 言われるがままに大地は台所へ行く。
すると休日でも仕事に行っている、父と母が座ってお茶を飲んでいた。
「あっ大地!昨日の夜、魔物をアヤカシにしたんですってね。あれだけ頑張ったんだからって、彩に怒られちゃったわ」 っと母。 父が
「おどろかなくていい、アヤカシのことは子供の時から知っている。仕事で忙しくて、忘れていたが…」
母が、
「だからね、2人とも休日は休んで、お父さんは平日もいつも通り働いてもらうけど、お母さんは、ずっと家にいて、家事を頑張るわよ!」
「…本当?ずっと一緒にいられるの?」
「本当だとも!」 「ずっと一緒よ」 っと父と母。
「わぁ~い🎵」
大地は今日一番の歓声を上げて、彩と一緒に父と母の胸に飛び込んだ…
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