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グーテンモルゲン!あたしfem!多分23話!


二村 美晴

「映画行くぞー!」となっていた。

まあ経緯を説明すると、最近話題のアニメが映画化したのだ。

そのアニメが好きな千蔭は、「金がないのでいけないッ…ッ」と涙ながら絶望をあらわにしていた。

その時千蔭のそのすがたを見た友達が、貰ったらしいチケットを千蔭に差し出したらしい。

数は4枚。これはイツメンでいくしかないだろうということになり、「映画行くぞー!」である。

また、テストが帰ってきて絶望しているもの、浮ついているもの、と沢山の種類がいたので、その祝砲及び慰めとして行くことになった。

だが以外にもイツメンに慰めは必要は無かった。

美晴

国語96 一位

数学97 二位

社会89 二位

理科92 一位

英語98 一位

その他平均98 一位

千蔭

国語94 二位

数学100 一位

社会82 二位

理科96 二位

英語97 二位

その他平均97 二位

国語78 12位

数学 76 13位

社会 67 18位

理科 78 11位

英語 68 20位

その他平均78 9位

冬美

国語 平均

数学 92 3位

社会 平均

理科 平均

英語 11 31位(最下位)

その他平均 平均

冬美は自分の点数とかまじで気にしてないのでノーカンである。

燕ちゃんにとっては初のテストだったが、かなり喜んでいたのでテストに対するイメージが良くなっただろうと安堵を覚えた。

それとともに、勉強に付き合ってあげて良かったと自分を振り返る。

そういえば、皆んなを燕ちゃんと繋げたのが勉強なんだな、と思うと、何だか勉強やっててよかったと思えてしまう。

実際やらなければならないのでやっていた、という節が強かったため、自分が勉強をしていてよかったと思ったことはあまりない。

その気持ちをそっと心にしまい、今は映画を楽しみにしようと、そう決める。

燕ちゃんと出会ってよかったということも。

今まで糞だと思っていた神に、これだけは感謝しようと、そう決めたのだった。

「見てみて美晴ちゃん。」「何?」燕ちゃんの声がするほうへ顔を向ける。

そこにはなんの変哲もない暗い海の動画…




からの化け物。そして私は海洋恐怖症。

「ヴェアアアアアアアアア!!!!(ΩДΩⅡ」

意識が一瞬にして飛んでいく。トンボが見える。

「大丈夫!?アワワ、美晴ちゃーん!!」肩を揺すられるような感覚と数秒後に頭を強く打つような痛みで私の神経は復活した。

「は!?」

眼の前には、おでこを抑えて悶絶しながら転がりまわる燕ちゃん。それを見て爆笑する冬美。慌てて保健室に氷を貰いに行く千蔭。

そして私の頭にも、たんこぶと痛み。

そんな、バカみたいな現状に私は思わず笑いを堪えられなかった。

見ることだけで満足ですので

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