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「ふふっつっかまっえた!」
「アハハハハっ笑っ!」
春がすぎて梅雨になり始めた頃僕は若井に監禁された。車から降りて涼ちゃんと帰る頃だった
「ねーねー元貴ってさ涼架と一緒に済んでるの」
若井の目が怖かった。
「いいなぁー僕の涼架なのに!」
実際には僕と涼ちゃんは付き合ってない。
家の隣で大きな工事をしていて、音で全然集中出来ないと涼ちゃんに相談したら、うちに住めば?と提案してくれて、僕には好条件だったから了承して一緒に住んでいる。
若井にそれがバレたのかやばい事になってる
「ねーね人の彼氏と住むってどんな気持ち?」
若井っぽくない甲高い声で笑っている。表情に恐怖を帯びていた。
「いつから涼ちゃんは若井の彼氏なんだよ」
「へぇ〜そんなこと言っちゃうんだー笑」
「それに涼ちゃんに家貸してもらってるだけ」
「でも一緒に住んでるでしょ?笑」
ガシャっ
僕の手足を鉄のような固いものでも括ってある。汗で少しかぶれて赤くなり始めている。
でもきっとこいつは若井じゃない
ぴこんっ
「あれれー涼架からLINEだよ〜元貴笑」
「お前誰だよ!」
「あれれ?酷いなぁ忘れちゃった?」
「若井じゃないだろ!」
ニッコリ笑った顔のままの若井の目は笑っているはずなのに魚の目のような死んだ人の目のようだった。
「いいね〜その表情笑」
「ご察しの通り俺は若井滉斗じゃない笑」
「若井を返せ……」
「ふっ、いま若井なら君のこと探してるかな」
ペリペリと仮面を剥がし始める
すごくリアル。暗いからか。
そうだ監禁されてから5日はたっているだろう
「涼架に近づくなよ笑」
「お前は涼ちゃんのなんなんだよ」
「彼氏だよ笑」
「誰だよ!」
「サカモトシズルだよっ!」
「サカモトって……おまっ元ディレクター、」
「せいかーい笑」
サカモトシズル。こいつは涼ちゃんに異様に執着して、告白したけど振られて涼ちゃんを殺そうとしていたやつだ。
「逮捕されたんじゃ……」
「何年前の話だよ笑釈放されてます笑」
「涼架は僕のものだから笑」
がちゃんっ
「元貴!」
「あ!きたきたぁ涼架♡」
「涼ちゃん……」
「ねぇねぇ僕と元貴だったらどっちが好き?」
「は?そんなの元貴に決まってるじゃん」
「あれ?笑……僕のこと嫌い?」
「大っ嫌いだよ!」
「ひっ」
いつもふわふわしていて叫ばないような人がいきなり叫んだらそりゃびっくりするだろう。
僕も涼ちゃんが、こんなに怒っているのは初めて見た。でも、かっこよかった。
「じゃあ証明してみてよ笑」
「証明……。元貴ごめんね……」
僕は涼ちゃんに甘いキスをされた
「んあっぅ……」
舌が弱いのは誰にも話してないのにバレちゃう。
じうっと舌を吸ったり甘噛みされて僕は感じてしまった。
「りょっちゃ……んぅ」
驚いたようにサカモトはこちらを見ている
「これでどうだよ……!」
「ちっ……なんなんだよ!早く死ね!」
ガチャン
サカモトは出ていってしまった
「りょうっちゃ……泣」
安心したのか涙をしてしまい
まだ感触が残っているのか体が痙攣を起こし始めている。
「ビクッ……ふぅあっ」
「元貴……!?ごめんね。どうしたの?」
「ぼっぼく……舌弱くて……それでっ」
さわっ
「ひゃっぁっ……//そこ、」
「元貴キスで勃っちゃったの笑」
「……んっ……//」
「可愛いね笑」
涼ちゃんのキスは甘くて柔らかくて
気持ちよかった……
「ごめんね僕のせいで……アイツ後で……こロっ」
「ころ?」
「いやっなんでもない笑」
「涼ちゃん……もう1回……キスして……」
「ふふっ……かわいい。」
ちゔっ
「ふぁっんっ……//あ”っ……イきしょうぅ……」
カリッ
いきなり涼ちゃんは僕の乳首を触った
「あ”ぅっ?……もうだめぅっ……」
ぴゅルルルルル
「元貴いつの間にか裸だね笑」
「へっ?」
気づかなかった……僕が裸ってこと
「すごい興奮する……」
「涼ちゃ……ん?」
涼ちゃんはきっと本気で怒らせない方がいい
それときっと闇な涼ちゃんが中にいる