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#2
嘘をつく。
そして次の日の朝になった。俺は起きて、顔を洗い、朝ごはんを食べ、歯磨きをして、裕介と学校に向かった。
すると、後ろから声をかけられた。
それは裕介ではなくて、悠大先輩だった。
菜月「あっ、」
悠大「おはよ」
俺は、お辞儀をして裕介と学校まで走った。そして、教室に着き、授業を受けた。その後ずっと悠大先輩が俺を見てきた。
もちろん俺はそれをずっと無視した。 そうしていたら放課後になった。
裕介に昨日言われた通りに悠大先輩に嘘をつく。
菜月「せ、先輩、」
悠大「ん?」
菜月「俺好きな人がいるんで俺の事諦めて貰えませんか?」
悠大「は?」
悠大先輩は、低い声でそう答えた。俺は驚いた。まさかそんな声が聞けるなんて思いもしなかったから。
すると、悠大先輩は俺の腕を掴んできた。そして、こう言ったのだ。
悠大「俺は、菜月のことが本気で好きなんだ」
菜月「いや、わかってるんですけど、好きな人がいて、」
悠大「誰?」
菜月「あ、えーと、」
俺は必死に考えた。