コメント
6件
なんだただの神か
待ってましたぁぁッ!! 展開を作るのが天才すぎるッ、、👏✨ 次回も楽しみぃ……
( ゚∀゚)・∵. グハッ!!カミスギダロコレ
【もう何もありゃしない】
うり「お見舞いに行こう。」
どぬく「どうしたの、急に…」
うり「行こう?」
えと「…そ、そうだね、!」
慌てた様子で声をあげている。
えと「きっと、もふくん寂しがってるよ…」
うり「ね?、行こうよ」
なおきり「…はい。皆行くなら」
メンバーが次々と、賛成の声をあげていた、
うり(やっぱり仲間想いの筈、)
と、思い込み。深く考えたくなかった。
一瞬の沈黙が妙に気持ち悪くて、目眩がした。
ゆあん「俺…止めとく」
うり「は?、なんで、…」
ゆあん「別に、何でもいいだろ」
のあ「ちょっと、お二人共!」
のあさんの声を誰かが遮った。
じゃぱぱ「行こうよ。ゆあんくん」
いつもより、声が低くて冷静な雰囲気がした。
ゆあんくんが目を見開いて、驚いた顔をした。
_ような気がした
じゃぱぱ「”この前の事”なんて、気にしなくて良いから。」
ゆあんくんともふくんは喧嘩か、何かしたらしい
うり「もふくん怒ってないと思うよ」
うり「何があったか知らないけどさ」
気休めの言葉を口にして、ゆあんくんをなだめた。
ゆあん「う、うん。」
その、複雑で不満気な顔。昔からそういう顔は誰がしようと苦手だった。
まるでこっちが分からず屋みたいじゃないか。
「お見舞いに行こう。」
頭が可笑しくなったのか?
自分自身を殺そうとした奴の見舞いに行きたいだと?
ふざけるなよ。
昔から彼奴の事はあまり好きじゃない。
頭がいいとか、ちやほやされていて、羨ましかった。
なのに控えめで、腹が立ってた。
お前は優しい奴だから、ずっと良くしてやってんだと思う。
可哀想
この前も声をかけられそうになったけど、嫌だ
聞きたくない
全部失ってしまえ
仲間も
家族も
名誉も
信頼も
大切な幼馴染も。
どん底に落ちて、消えてしまえばいいのに、!!
でも、心の何処かで彼奴が好きで、いなくなってしまうと苦しい。
そう思っている自分がいる。
それがより、辛くなる
だから___
時計の秒針の音が頭にちくたくと深く響く。
天井を見つめて、瞬きだけをする。
手首に刺された点滴の針が少し痛い。
足先がひんやりと冷たくなって死んでるみたい。
やけに、笑える。
苦しくて辛いのが、ざまぁみやがれ。そう思える
こんこん、とノックする音が静かな病室に響いた。
「もふくん。お友達がいらしてますよ、」
にこりと笑っていた。営業スマイルかよ_
もふ「会いたくないです。」
「どうして?、幼馴染だと仰ってますよ」
もふ「、!…本当ですか…」
声が震えている、喉が痛くて上手く声が出せない。
「お会いしますか?」
もふ「その人だけにアいたいです、」
「はい。わかりました」
〈こちらの病室ですよ。
?〈ありがとうございます、
〈何かありました、すぐにお呼び下さい
?〈ちょっと、俺だけで入るね…
来る。身構えた。
うり「、もふくん?」
もふ「う、うり…」
うりが安堵したような顔をして、少し緊張がとけた。
うり「調子はどう?」
近付きながら言った。
もふ「すごくいいよ」
嘘
うり「そっか…」
もふ「…。」
互いにぎこちなく、いつもの雰囲気をつくれないでいた。
うり「…ねぇ」
もふ「?、」
うり「……、もふくんのお母さん、亡くなったって…。」
もふ「、……お母さん?」
もふ「お母さんが、?!…嘘だ!」
うり「嘘じゃない、本当」
もふ「やだッッ!!どこにいるの?!」
もふ「ねぇッッ!!」
後悔したさ
痛々しくって
もふ「う”ぅ”ッ…ぅあ”ぁああ”ぁああ”ッッ!!」
泣き叫ぶ声が辛い
うり「もふくんっ…落ち着いて!!」
もふ「いやだよぉ”ッ、家族…俺の家族は、?」
抱き締める。それが今できる行動の全てだった。
小一時間経ってしまった。
うり「落ち着いた?」
もふ「…うん。ごめん」
うり「謝らないでよ」
うり「…皆いるけど、」
もふ「ごめんだけど!、…会いたくないかも」
うり「そうだよね。、また明日来ていい?」
もふ「……うん」
そんな顔しないでよ。
もふ「…お母さん、。」
どうして置いていったの
明日も、やっぱり辛いかな。