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ㅤㅤㅤ ㅤ ㅤ zm×em
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ㅤㅤㅤㅤ ㅤ 甘め
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ㅤ zm『』
ㅤ em「」
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ㅤzm視点
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ㅤあー暇やな
ㅤすることがなくなって暇をしている俺の瞳に
ㅤ映ったのは恋人
ㅤせや、エミさんで遊ぼ
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ㅤem視点
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ㅤ『エミさーん』
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ㅤ急に彼氏から名を呼ばれ
ㅤはい、と顔を赤らめながら返事をする
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ㅤ『エミさんの好きなタイプ教えてや』
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ㅤ私の好きなタイプを聞かれた…
ㅤもちろん好きな人はゾムさんなので
ㅤゾムさんの特徴をあげましょうか
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ㅤ「えーと、私の好きなタイプはですね」
ㅤ「ノリがよくて恋人に優しい人がいいですね」
ㅤ「み、見た目とかこだわりは無いですよ?」
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ㅤそう付け加えをする
ㅤゾムさんはにこにこしている
ㅤゾムさんのことだって
ㅤ気付いてくれたんでしょうね
ㅤ
ㅤあ、私が聞かれたなら…
ㅤ
ㅤ「ゾムさんの好きなタイプも教えてください」
ㅤ
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ㅤzm視点
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ㅤ『俺の好きなタイプか〜、』
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ㅤよくぞエミさん!聞いてくれた
ㅤ俺はそれが聞かれたかった、さすがエミさん
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ㅤ『俺より背が高くていつもリードしてくれて』
ㅤ『あと素直に甘えてきてくれる人かな〜』
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ㅤ先程までのエミさんの顔が曇る
ㅤくくく、あんなにこにこしてたのに
ㅤ俺の一言でそんな表情曇らせちゃって笑
ㅤ
ㅤそう、俺はエミさんに意地悪がしたかった
ㅤあえてエミさんのタイプの逆をいうことで
ㅤエミさんが悲しがるのでは?という魂胆
ㅤ見事に引っかかっちゃってよお…
ㅤ
ㅤ
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ㅤem視点
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ㅤゾムさんの好きな人は私… じゃない?
ㅤてっきり私のことを言ってくれるのかと…
ㅤお恥ずかしいですね…そしてショックです
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ㅤ「料理できる恋人は嫌ですか…?」
ㅤ
ㅤ私のことをあげてみるものの、
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ㅤ『できん方が可愛くてええな』
ㅤ『世話したくなるわ 』
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ㅤと言われてしまった。
ㅤ流石の私でも焦ってしまいます
ㅤ
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ㅤzm視点
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ㅤあーあーエミさんそんな顔しないでくださいよ
ㅤちゃいますがな、ちゃんと好きやで
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ㅤ「私のこと好きじゃないんですか…、?」
ㅤ『好きやで?笑』
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ㅤそう言うとホッと息を吐くエミさん。
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ㅤ顔に出さんようにしてるエミさんも
ㅤ結局顔に出ちゃうエミさんもかわええなあ
ㅤ
ㅤ俺は不安がっていた恋人を抱きしめた
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ㅤ 終