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ㅤㅤㅤ ㅤ ㅤ ci×syp
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ㅤ ci『』
ㅤ syp「」
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ㅤci視点
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ㅤ「チーノのことなんか嫌い!」
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ㅤショッピが僕から離れて3時間。
ㅤ常に隣でくっついていた僕にとって
ㅤとても辛い時間が流れていた
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ㅤ元はと言えば僕が悪かった
ㅤショッピはずっと隣にいたのに 僕は
ㅤずっとスマホを触っていた
ㅤ確かに嫌われてもおかしくなかった、
ㅤでも、”嫌い”は悲しかったな
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ㅤsyp視点
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ㅤ嫌いって言ってしまった
ㅤ言われる相手も言う自分もいい気分はしない
ㅤだから言わないようにしてたのに…
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ㅤで、でもチーノが悪かってん、
ㅤかまってくれんかったから、
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ㅤでも嫌いは流石に言いすぎたよな、
ㅤだいぶ時間が経っていて俺も悲しくなっていた
ㅤ
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ㅤci視点
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ㅤ元々ショッピは人に嫌いと言わないタイプで
ㅤだからかな、余計刺さった
ㅤショッピは知り合いと話している時も
ㅤ嫌とは言えても嫌いとは言わなかった。
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ㅤ嫌い、なんて初めて言われたな
ㅤもう上手くいかないのかな
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ㅤそう落ち込んでいるとガチャと音がした
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ㅤ「チーノ…」
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ㅤ悲しそうな顔をして部屋にはいってきた
ㅤそして僕の隣に座る
ㅤ悲しいのはこっちだよ…とか思いつつ。
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ㅤsyp視点
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ㅤチーノの顔を見ると明らか顔色が良くなかった
ㅤやっぱ、悪いことしたな、
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ㅤ沈黙は苦手。
ㅤ沈黙自体は耐えられる、でもこういう時の
ㅤ沈黙には耐えられなかった
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ㅤ「あの、ごめん」
ㅤ「嫌い…とか言っちゃって」
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ㅤ再び訪れる二度目の沈黙。
ㅤ少しして小さく いいよ、と聞こえた
ㅤそして彼は ショッピは と言葉を続ける
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ㅤ『僕以外に嫌いって言ってるとこ』
ㅤ『見たことなくて、なんで、』
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ㅤチーノなりに頑張ったのだろう
ㅤ今すぐにでも撫でたかったけど
ㅤそういう空気じゃないことだけはわかる
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ㅤ『もしかして僕のこと嫌い、?』
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ㅤ「そんなことない、!」
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ㅤci視点
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ㅤ「確かに他の人に嫌いだなんて言ったことない」
ㅤ「でもそれはチーノ以外に興味が無いだけで」
ㅤ「チーノだから好きも嫌いも言えるんだよ、」
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ㅤあまりにもすらすら喋るもので
ㅤ本当かと疑ってしまう
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ㅤ「でも言っちゃいけないこともあったよな」
ㅤ「ごめん…」
ㅤ
ㅤ本当に思ってくれてるんだと思った。
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ㅤ『いいよ、僕もごめん』
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ『てかショッピ僕のことそんな好きだったん?』
ㅤ「え、あ、⸝」
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ㅤ顔を赤らめるショッピ
ㅤどうやらそれも本当だったみたいで
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ㅤ『嫌いな時は嫌いって言ってな』
ㅤ『嫌なことはしたくないしさ、笑』
ㅤ「…ありがと、」
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ㅤ『僕もショッピのこと好きだよ』
ㅤ「俺もチーノのこと好き…」
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ㅤ暫くの間、抱きしめあった
ㅤ
ㅤ 終
コメント
2件
笑みがこぼれるってこれのこというんすね... もっと早く見つけたかった!
こりゃまた すげぇロマンチックでいいですねぇ 、 すごい好きです 😘😘 終わり方も 途中も綺麗で最高な作品でした👍