私がこの屋敷に来て数日間経ったある日の深夜
~書庫~深夜 [ 主視点 ]
綾(なるべく早めに見つけないと…)
深夜蝋燭を持って自分の部屋から抜け出して書庫に入る
綾(何処にある…)
此処に来てから数日経った時、深夜廊下でベリアンとルカスの会話を聞いた
(↑詳しくは[悪魔執事と黒い猫]の第一章を見てください)
綾(あの会話は何か秘密が有るという事…)
この世界は危ない事が有る。 それは
[ 知能天使 ]
知能天使は天使を作り、街に降りては人を襲い命を奪っていく危ない存在
それを阻止する為、人を助ける為に
[ 十六人の執事と主 ]
正しくは
[ 十七人の執事と主 ]
が、いる。
綾(この本も違う…)
私は今ある一つの事について調べる為に、本を探している
綾「?」 (あそこ、何か違和感が有るな…)
私は端に少し出ている本を見つけて、 取り出す
綾(分厚いし重たいな…とりあえず、読んでみよう。)
本を持ち、机に持って行こうと動く
ナ「主様?」
綾「!ナック…」
突然ナックの声がして、本棚から離れる。
ナ「こんな夜遅くに、書庫に何かお探しですか?」
綾「さっき本見つかったし、部屋に戻るね。」
ナ「夜の廊下は危ないので、私が部屋まで付き添いますね。」
綾「大丈夫、私は一人で戻るよ。」
ナ「で、ですが…」
綾「いつもお疲れ様、ナック。おやすみ。」
ナ「おやすみなさいませ、主様。」
私は書庫を出る
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コメント
2件
ありがとうございます!
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