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どもども!主です!
7月も終わりに近づいております!
いやね…書けるときと書けない時の差が酷くて困っております…
まあ実際は怠惰なだけですけども。
そんなことはさておき、久しぶりの復活を果たした週1投稿。どこまで続くのか見ものですね…
ps:8月の上旬ごろに本垢でも週1以上の頻度で頑張るそうです。ほんとにできるかな…
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「おお!桜木!ちょいと助けてくれんか?」
こちらに向かってくる百瀬先輩が見えた。
「今日という今日は逃がさんぞ百瀬ェ!!」
それを鬼の形相で追う不動先輩。
「なんか食堂でカレー食ってたらこいつが追いかけてきてよ…」
「百瀬!まだ停学中だろうが!なぜ食堂に来る!」
「ここのカレー美味いんだよ。一度食ってみ?飛ぶぞ?」
「食べてないでさっさと帰れ!!」
「やることねぇんだよ。ほれ、わかったならどっか行ってくれ」
食べ終えたカレーの皿をそこら辺の机に置いた。
「暇ならば柊白亜の件を片付ければいいだろう!」
「めんどっちぃことするぐらいなら家で寝てた方がマシだっつうの」
そのまま百瀬先輩は不動先輩の横を通って帰っていった。
そのあとすぐ、追いかけっこに発展したけど。
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「失礼します」
美香がドアをノックする。
「お入りください」
帰ってきた返事は女性の声だった。
「失礼します」
驚く私を横目に美香が堂々と入っていく。
「学園長から話は聞いております。例の件ですよね」
少し遅れて部屋に入ると学園長とは違い黒いスーツを纏った美人がいた。
あれ?こんな人学園にいたっけ…?
「今日は学園長は不在なんですね」
「はい。ダンジョン連盟の会長からの招集で」
美香の知人かな…?でも見たことないんだよね…
「この前話していらっしゃったお孫さんはお元気ですか?」
「ええ、とても元気ですよ。昨日なんて魔法を教わりたいって聞かなくって」
「将来有望ですね」
「これからが楽しみです」
ん?孫…?
「美香!今孫って言った!?」
「言ったわよ?それがどうしたのよ」
「え?ほんとにいるの!?まだ20代にしか見えないのに!?」
「そりゃそうよ、だって山関さんはエルフよ?」
えるふぅ?ナニソレオイシイノ
「ほら山関さんをよく見なさいよ」
美香に促され山関さんと呼ばれた人を見てみる。
あ!耳がちょっととんがってる!
「耳が長いでしょう?それにエルフの伝統お守りがあるじゃない」
「伝統お守り?」
初めて聞いたよ…なんそれ…
「成人を迎えた者を祝福するために家族や友人が贈る物ですよ。ブレスレットだったり、髪飾りだったりを」
よく見れば長い耳に綺麗な緑玉色の宝石が輝くイヤリングがついていた。
「へ~…イヤリングがお守りか…初めて知ったぁ」
「初めてって…授業でやったじゃない」
「うーん…寝てたからわかんない!」
「ちゃんと起きて聞いときなさいよ…」
残念だったな!私は遅刻しない場合は授業中で休息をとるのだよ!
「授業中は起きといたほうがいいですよ、桜木さん」
「そうよ。留年だってあるんだし」
「ぐぬぬ…何も言えない…」
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羽海汐遠
12,231
2
#創作BL
灯依
717
いつの間にか山関さんとは打ち解け、そのせいか会話ははずみ、いつしか昼下がりのお茶会と化してい…たじゃないのよ!
いつの間にか持って飲んでいたなんか高そうな白いティーカップを置き、立ち上がる。
「お茶会じゃないじゃん!今日の目的!」
そう言った数秒後にやっと目的を思い出したのか美香がはっとする。
「確かに!山関さんの流れに乗せられてたわ…」
良かった目的を思い出したのね…
「お茶会でも良かったんですけどね…まあ話しましょうか」
約2時間のお茶会を経て私たちは柊白亜の情報を手に入れた。
「またいつかお茶会ができる日を楽しみにしております」
「とても美味しかったです。今日はありがとうございました」
「美味でした!」
甘いものはやっぱいいねえ…
そう思いつつ部屋を出ようとしたところで引き留められた。
「行く前に一つだけアドバイスをしましょう。柊白亜は助けてもらうことを望んでいます。ぜひ彼女の力になってあげてください」
体の芯に響くようにすっと胸に入ってくる。実に心地のいい声だ。
「ではさようなら。気を付けて」
「ありがとうございました!!」
山関さんからアドバイスをもらったのち、美香と共に部屋を後にした。
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時刻は3時ごろ。お昼寝が終わりおやつタイム。
しかし本日は既に食したのでなし。なんとも複雑な気分だこと。
そんなことは置いといて、美香と向かうは例の件…柊白亜という先輩の自宅!
閑静な住宅街からなので今回は静かに突撃!!
「おっじゃま…」
「ドアを蹴破るのはやめなさい。下手に刺激すれば追い返されるわよ」
蹴破ろうとしたところで美香に止められる。
静かにするつもりだったのに。
「じゃあ静かに…」
蹴破るのを止められたのでしっかりインターフォンを押す。
しかし反応はない。ちゃんと押したはずなんだけどな…
もう1回押してみる。
しっかりピンポーンとした音が鳴った。しかし反応がない。
「おっかしいなぁ~…」
連打してみるものの反応がない。
「ちょっと連打しない方がいいわよ」
「ま、これだけ連打しても出てこないならいないね」
連打する手を止め、帰ろうと……
「夏世!上よ!」
美香からの警告が飛ぶ。
すぐさま上を向くと、女が一人右手になにかの塊を持って降ってきた。
「危ないっ!!」
急いで避けるが間に合わず肩に塊が掠る。
「ぐっ」
素早く後退して間合いを取る。
「誰!?」
肩の傷を抑えつつ降ってきた女を睨む。
「…私は……柊…」
フードを深く被り顔を隠した女がそう名乗る。
「柊…ってことは柊白…」
「黙れ」
瞬間、柊の覇気が変わる。
「っ…」
その覇気に圧倒される。死刑執行人とは違う重厚な圧。それでいて殺意が欠片もない。
しかし直感が、本能が警鐘を鳴らす。殺意抜きにしても相対してはならないと。
「今、帰るなら攻撃しない。だから帰って」
圧倒的な覇気の中でか弱い声を上げる。
「帰って。最後の警告。もう私に関わらないで」
キッと柊が睨む。
重苦しい空気の中1秒1秒深く刻まれていく。
「帰らないの」
そう言って柊は塊…純白の独特な形をした剣を構える。
「…」
そのまま一瞬で間合いを詰められ、柊の剣が目前に迫る。
しかしまだ剣を抜かない。
「……」
夏世の首筋に当たる直前、柊の剣がはじかれた。
「!?」
「反撃させてもらうよっ!えいっ!」
驚いた隙をつき、夏世が双剣を振るう。
しかし、何もないところから柊の純白の剣が現れぶつかり合い鈍い音を鳴らす。
「…」
「ふんっ!」
剣に力を込め押し通そうとする。
しかし力を込める直前、夏世の剣は折れた…いや砕け、霧散した。
「え!?」
剣に込めようとした力ごと虚空へと消えた。
そして柊は勢いを殺さず夏世の首を狙う。
しかし先ほどの反撃の際に『半分神』を使っていた。
つまりまだ完全な詰みではない。
そう思っていたのも束の間。パリィンとガラスが砕け散るのに似たような音が夏世の鼓膜を刺激する。
『半分神』が割られた音だ。割られるはずのない結界。夏世は驚きが大きく次の動きへと移れない。
殺される…既に手遅れ。打つ手なし。負け確。
その言葉たちが頭の中を回り続ける。
そして今までの走馬灯が…
流れない。
柊の剣は夏世の首を狙っていたはず。
なのになぜ…?
「私の勝ち。死にたくないなら帰って」
柊の剣が首に触れていた。
刃を立てずに触れていた。
「止まってる…?」
あの勢い、絶対に殺すつもりだったはず。
「これは温情。帰って」
そう言って柊は家のほうに戻っていく。
私はそれを見守ることしかできなかった。
「待ちなさい」
しかし美香が柊を止める。
「…何?」
「私たちはあなたと喧嘩しに来たわけじゃないのよ。あなたの学園復帰の手助けに…」
「手助け…?」
フードの奥から覗く瞳には呆れと絶望があった。
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コメント
7件
第33話、読み終えました!いやー、エルフの山関さんのお茶会シーン、すごく良かったです。世界観がぐっと広がる感じがしてワクワクしました。「柊白亜は助けを望んでいる」ってアドバイスもらった直後に、あの戦闘ですからね…。彼女の放った「温情」と「絶望」のギャップが気になりすぎます。次が待ち遠しいです!