「そうだよぉ〜!僕はやっと今、一人目の結果が聞けたんだからっ!」
どうやら、この人だけ除け者になっていたらしい。微塵も可哀相とは思わない。
「…二人が待ってる、早く。」
また愚痴が始まりそうだな…と諦めかけていた所で、一つ思い出す。この丁度いいタイミングなのは、天の助けかもしれない。
私達は今日、他の二人と一緒に帰る約束をしていたのだ。
都合よくそれを思い出した私は、思いつけばすぐ行動という事で、そう言っては強引に話を切り上げて、教室から出ていく。
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