ゆめside
大地「おいゆめ!おきろー?」
…。
大地「ゆめー!」
…。
ゆめ「お兄、ちゃん…私寝てた、?おはよぉ…」
大地「っ、おいゆめ…」
ゆめ「ん?なに?」
お兄ちゃんが言うのと、私の涙が頬を伝って落ちるタイミングは一緒だった
大地「なんで泣いてるんだよ…?」
ゆめ「っっっ、!」
ゆめ「あくびしちゃったの…!ほら、早く帰ろ?」
…あくびなわけないじゃん、
豹馬…また会いたいな、
卒業式。私と豹馬は約束をした。
“どれだけ離れても、どんなことがあってもお互いのことを忘れない”
豹馬は小学校卒業と同時に元いたところに戻ってしまったから、私と豹馬は違う中学になった。
若利くんに捨てられ、木兎さんにも好かれていなかった。
もう、豹馬しかいないよ…
豹馬、貴方は今どこにいるの…?
大地side
最近ゆめの様子が変だ。
あの時…中3の冬の時みたいにずっと部屋に篭っている
明日から学校が始まるのに…
バレー部の奴らもみんなゆめのことを気にしている。
…!そうだ、___さんに来てもらおう。
ゆめ…元に戻ってくれよ…
ゆめside
もう何をやるのもめんどくさくて部屋に引きこもっていると、
さきが私の部屋に入ってきた。
ゆめ「さき?!」
さき「ゆめおひさ〜♡相変わらず部屋綺麗だね笑笑」
ゆめ「そんなことないよ笑」
さきに会うとやっぱ落ち着くなー
さき「あ、そういえば!!!」
ゆめ「ん、なに?」
さき「春高予選突破したよー!」
ゆめ「まじか!!すご!」
20日くらい前…
8月11日に春高の予選があった。
烏野は男女ベスト16、インターハイの時に記録を残してたので2回しか試合をしなかった。
男バレはもちろん、女バレはさきや結先輩がいるので余裕で勝っていた。
さき「まあ明日学校だから!気持ち切り替えてこ?」
ゆめ「だよね笑転校生女子がいいなー」
さき「え〜?イケメンがよくない?」
さき「まぁどっちにしろ楽しみ!」
ゆめ「ね!てかさき?もうこんな時間だけど…」
さき「わ!まじやんやば!ゆめじゃーね!また明日♡」
next→
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!