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本編:蓮の妄想に登場する もしものお話
〜4人で暮らす未来〜
(スノ♡タラレバ物語【インドアな彼女】第五章②)
蓮 side
翔太💙 『うわっすごっ///』
車を走らせること2時間、とある漁港にて食材調達。生簀に泳ぐ伊勢海老を見る翔太は目を輝かせている。
〝これ焼いて食べたら美味しい?〟なんて可愛い顔には似合わない残酷な事を涼太に聞いている。そこからさらに車を30分ほど山間に走らせた川のほとり近くのキャンプ場に着いた。
翔太💙『わあっ!何?何?エッチぃ〜////』
ドーム型の最新式のテントは翔太が想像していたキャンプではなくグランピングだ。
〝サウナある♡〟〝冷房ついてる!〟〝ジャグジーもある〟〝トイレも綺麗最高じゃん〟興奮しきりの翔太くん。飛び跳ねるお尻が可愛い。
翔太💙『すごくラグジュアリーでエロい///』
涼太❤️『どんな感想だよ。翔太火を起こすから手伝って』
翔太💙『無理無理危ないよ?お前達馬鹿じゃないのガスとか無いのかよ…あっ亮平くん小川で遊ぼう』
あっ逃げたな…亮平もキャンプは苦手そうだ…翔太の子守りは亮平に任せて涼太と俺とで食事の準備をする。
蓮 🖤『翔太が喜んでくれたから良かった。一時はどうなる事かと…』
涼太❤️『ホントに!それにしても良いところだね。隣のテントとはかなり距離があるから大きな声を出しても大丈夫そうだよ蓮くん』
蓮 🖤『えぇその辺はバッチリリサーチ済みでして…』
康二には、〝どういうキャンプ場が好みなん?〟と聞かれたがとにかく気兼ねなく〝大きな声を出しても平気なキャンプ場〟と答えた。それ以外はどうでもイイと言ったが、全てにおいて完璧だ。今度何かお礼をしなくては…イヤらしい翔太の水着姿の生写真が喜ぶだろうか…それとも肉声を届けるか…
涼太❤️『変な事考えてる?顔が緩みっぱなしよアナタ』
蓮 🖤『ふふっどう調理したものかと思ってね…』
涼太❤️『翔太?それとも伊勢海老?』
〝さぁ?〟そう言って伊勢海老の首を折り身を出すと〝翔太に似て透き通った色白なお肌イヤらしい〟そう言った俺に負けじと涼太も〝それを言うならこちらの手長えび君は亮平くんそっくりよ。手足が長くて美しい腰をくねらせて誘ってくる〟
蓮 🖤『……ムラムしてきた。涼太一杯やりますか?』
涼太❤️『どう言うことよ』
亮平 side
自然は俺も得意じゃ無い。翔太程の虫嫌いでは無いけど得意でもない。木陰に入ると風が抜けて暑さが幾分和らいだ。翔太は足首だけ川に浸かると気持ちよさそうに足を入れたり出したりしている。時折水を掬って川底を覗いている。
翔太💙『亮平もおいでよぉ気持ちイイよ』
サンダルのまま足を川に突っ込むと思ったより冷たくてびっくりする。
亮平💚『冷たぁ〜』
驚く俺を見て嬉しそうに翔太はニヤニヤして、掬った水を掛けてきた。冷たい水の掛け合いになり、童心に戻り不乱に水遊びを楽しむ。お互い乾いた所がないくらいまでにびしょ濡れになると、寒くなってテントへ戻ろうと川岸に向かったところでバランスを崩した翔太は尻餅をついて腰辺りまで水に浸かっている〝翔太大丈夫?〟顔を覗き込み手を差し出した俺の腕を掴むと膝をついて前のめりにこけると翔太の肩にしがみ付くと同時に翔太事倒れ込んだ。
翔太💙『おい何してんだよ。 さっ寒いぞ!ふふっ亮平びしょ濡れだぞ』
亮平💚『翔太もね!あぁ髪の毛まで濡れちゃった』
濡れた髪の毛に翔太の手が触れる。長く伸びた前髪を掻き上げるように上に持ち上げると〝亮平おでこ出すと男らしいね〟翔太の手を取り引き寄せると唇を重ねた〝冷たい…温めてあげようか?〟川の流れを堰き止め舌を抱き合わせ不乱に貪り合う。耳を舐め回すと翔太の吐息はせせせらぎ音に掻き消されいつもより大きな声で鳴いた。
*翔太💙*『ンンンッ///リョウ…ベット行こう…寒い』
手を繋いでテントまで戻ると、食事の準備をしていたはずの2人はテラスのソファに座って真っ昼間からお酒を煽っていた。
亮平💚『あんた達毎回飲み過ぎだよ』
涼太❤️『そんな事よりずぶ濡れで何してきたの?』
亮平💚『なんでもイイでしょ。あぁ寒い…ご飯できたら呼んでね//行くよ翔太』
掴んだ腕は翔太じゃなくて涼太だった〝えっ?〟イヤらしく見つめる目に身じろぐと〝なんで逃げようとするのかな亮平くん〟辺りを見回すと既に翔太は蓮に捕まってジャグジーの中で脱がされている。
蓮 🖤『濡れてると脱がせにくいなぁ〜』
なんて言っている。
亮平💚『ちょっとヤダ俺が翔太に誘われたのに横取りしないでよ』
涼太❤️『寒そうだから2人とも、温めた方がいい』
翔太に続いてジャグジーに放り込まれる。既に裸の翔太は寒さから縮こまっている。
亮平💚『翔太の翔太君が小さ〜い可愛い////痛っ』
普通に翔太から殴られた〝恥ずかしい事言うな馬鹿!どうせオマエのも小さくなってるわ〟殴られた反撃に胸の突起を摘むと、ズボンをずり下げてきた。
蓮 🖤『ねぇ子供じゃないんだからみっともない事やめなさい』
亮平・翔太『オマエが言うなよ💢』
亮平💚『こんな鬼畜どもにやられて堪るもんですか。翔太と2人でイチャイチャの予定だったのに』
お構いなしに脱がされていく様をニヤニヤ笑いながら見ている翔太は、手間取っている涼太を時折手伝って2人がかりで脱がせてきた。覚えてなさいよ翔太!
蓮 🖤『翔太こっちに集中してもらってもいい』
いつになく上機嫌な蓮は優しく翔太の頰に手を添えている。蕩けるような顔で蓮を見つめる翔太はされるがままに身を委ねジャグジーの縁に背中を預ける翔太を気遣ってタオルまで敷いてあげる溺愛っぷり。先程まで縮こまっていた可愛い翔太の下半身もいつの間にか、硬さを帯び熱を携えている。先端を指で擦るとビクビクと揺れる花茎が可愛い。
蓮 🖤『おい亮平勝手に触るなよ💢』
亮平💚『いいじゃない別に。アンタ上攻めてなさいよ』
蓮 🖤『涼太早くコイツ黙らせてよ』
涼太❤️『ふふっそのやりとり好きだけどね俺。亮平こっちに集中してもらえるかな?』
亮平💚『はぁ〜い♡涼太が言うなら言う事聞いてあげる』
蓮 🖤『💢』
涼太はいつだって優しい俺の言いなりだから大好き。蓮は強欲で割れ先に翔太に喰らいつく所が可愛くない。涼太に腕を伸ばすとシャツをテラスに脱ぎ捨て男らしい腕で掴むと涼太に引き寄せられるようにキスをした。勢いよく掴んだ割に優しい口づけが涼太らしさを物語っていた。お隣さんに見せつけるように唇を重ねると、余裕なく開けられた涼太の口内に舌を這わす。ズボンに手をかけ下着事脱がすと気配を感じて隣を見やる。
翔太と目が合い〝なぁに?〟と言うと〝相変わらず恐ろしいよオマエ〟なんて訳のわからないこと言ってる。
亮平💚『翔太アンタ覚えてなさいよ💢』
取り敢えず脅しだけはかけておく。真っ青になった翔太が蓮の首にしがみ付いているところを確認すると涼太に向き直って〝続きどうぞ?おいで涼太〟そう言うと優しい笑顔で微笑みながら頰を撫でおでこにキスを落とした涼太は胸の突起を口に含んだ。
次第に下りていく快感が隘路に到達すると立ち上がりジャグジーの縁を掴みながらお尻を差し出すと涼太の指を咥えたソコからはイヤらしい音が鳴り響いた。 遅れてお隣からもイヤらしく指を抜き差しする音が響けば、隣に並んで自然と翔太と二人、手を繋いで快感に悶える。
翔太💙『リョウ…キスしよう…』
亮平💚『ンンンッ//可愛い事あっ//言っちゃって…』
涼太の屹立が侵入してくる。激しく突き上げられて余裕なく手に力が篭ると翔太は優しく手の甲を撫で片方の手で自身の方に向かせると薄い唇を重ねてきた。それとほぼ同時に充てがわれたであろう蓮の熱茎を受け入れた翔太の衝撃が唇から伝わった。
翔太💙『ンンンッアッ///蓮…激しい////』
蓮 🖤『亮平とイチャついてる余裕があるんだ。まだまだイケるでしょっ』
翔太💙『ンンンンッあん、アッやんムリ///』
亮平💚『やん可愛い翔太///ファイト…ンンンッイイねぇ気持ちイイ涼太ヤンイっちゃう』
蓮 🖤『なんか亮平可愛いくてムカつく…』
翔太💙『んっなんで俺の方が可愛い…やっ…あぁあっイク…蓮レン…』
隣で絶頂を迎えた翔太はフグみたいに頰を膨らませて拗ねている。と言うより泣いてる。
翔太💙『うわーん亮平の方が可愛いなんてヤダ…この浮気者‥蓮なんか嫌いだ』
亮平💚『うるさいわねンンンンッ///最高気持ちイイ涼太大好き一緒にイこう』
涼太❤️『乗せ上手だね亮平は…んっ俺ももう限界//あぁっ』
指を咥えて見ていた翔太は、俺たちの情事が終わるや否や涼太に飛びつき〝次は俺涼太とがイイ〟なんて言うもんだから涼太は、終始機嫌の悪い蓮と夕飯の準備の続きをすることになった。
夕飯ができるまでの間テラスの角で足をブラブラさせながら二人並んで夕陽を眺めていた。
亮平💚『ねぇ俺とはいつシテくれるの?』
翔太はそっと俺に近づき耳打ちすると人差し指を突き上げて〝秘密だよ〟と言って頰にキスを落とした・・・
コメント
12件
ヤキモチ可愛い
なるほど!💚視点だって意識して読むとかなりクるな。 てか、花凛さんの描くめめあべが唯一無二過ぎて大好き💕小悪魔阿部ちゃん最高すぎない?やーん、続き楽しみです💚
キャンプの描写が広がってて、誰が誰とが複雑だからもう一度と言わず二度三度読み直して整理したいと思います💦💦