←第3話 michiruさん
PM2:00
💙side
風呂も入ったし、飯も食ったし。こうなると、本当に何にもすることがない。
もうこうなったら1日中寝だめしようぜ、とベッドに照を誘ったら、露骨にいやな顔をした。
💛「せっかく一緒にいるのに…」
💙「でももう腹パンだし、俺出掛けたくない」
言ってるうちにまた瞼が重くなってきて、ソファで横になろうとした。
すると照が寂しがって、でかい身体で横にひっついて来る。
💙「…寝にくい」
💛「寝るな」
仕方なく起き上がる。
見渡しても、照の部屋にあるのはトレーニング器具くらい。せっかく汗を流したのにまた汗をかくのもなんだし、ゲームは俺がやらない。
💙「照、なんかしたいことあるか?」
照が困ったように俯く。ちょいちょい、と俺の鎖骨のあたりを指差した。そして急に手鏡を渡された。
💙「ん?」
💛「……ごめん」
サウナに入った時は整うことに集中していて、自分の身体なんかちっとも気にしていなかった。
鏡の中には、赤い印が散っている。
シャワー終わりにすれ違ったお客さんたちが俺を見ないようにしていた原因がわかって、思わず俺は赤面した。
💙「お前、これ…」
💛「だから、今日は無茶しない」
💙「どおりで」
俺は今日の照の行動について、色んなことの合点がいった。何の予定もないオフ。
照と2人きり。
いつもなら真っ先に俺を襲う照がシてこない理由。全てが繋がったのだ。
こうなったら反撃開始だ。
俺は、照の膝の上に向かい合わせで乗った。
💙「絶対に、手、出すなよ?」
俺は照の唇に、自分の唇をねぶるようにねっとりと這わせた。
禁欲チャレンジ to be continued…
→第5話 michiruさん
コメント
3件
ほんっとしょっぴーは反撃の仕方が最高なんだよな💛💙
ほんとーに むずいな リレーって。 でも3回目にして、コツが掴めました…