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その日は、すごく平和だった。
私は市場で串焼き食べてたし、子供たち走り回ってるし、
リムルは「今回は書類少なめだ〜」とかいってた。
ーーその時
『……ねぇリムル』
リムル「ん?」
『空、なんかヤバくない?』
黒い裂け目
魔素の嵐
リムル「まさか……」
空から降ってきたのは
ミリム
ディーノ
ルミナス
ギィ
ミリム「遊びに来たぞー!!」
ミリムが元気よく手を振る。
『聞いてないんだけど!?』
ミリム「ねぇ優樹菜!この肉何!?」
『それテンペスト名物だよ〜』
ミリム「うまっ!!もう1本!!」
ミリムが屋台を制圧した。
ディーノはというと、
ディーノ「はぁ…働かずにだらだらできる…最高…」
って言いながら芝生で寝転がってる。
『お〜い、起きて〜』
ディーノ「やだ…」
ルミナスは街を見回して、感心した顔。
ルミナス「…いい国ね。住民の顔が穏やか」
『でしょ〜?』
ルミナス「あなたがいるから?」
『え、関係ある?』
ルミナス「あるわよ」
さらっと怖いこと言わないで
ギィは街の端で腕組んでらじーっと様子を見てる。
リムル「……怖すぎない?」
『まぁまぁ笑』
私は串焼きをもう一本持ってギィのところに行った。
『はい』
ギィ「…何だ」
『肉』
ギィ「……」
無言で受け取って、食べた。
ギィ「悪くない」
『でしょ』
それだけで周囲の緊張が一気に下がる。
兵士たちの心の声が聞こえてる気がする。
(ギィ様が……肉を…食べてる……?)
何故か夜には、魔王達+リムル+私で居酒屋。
ミリム「ここ最高じゃん!」
『ね〜』
ルミナス「優樹菜、隣いい?」
『いいよ!』
完全に女子会乗りのミリムとルミナス。
ディーノは寝落ち。
ギィは酒を飲んで、ぽつり。
ギィ「……お前がいると、争う気が失せる」
『え、私そんな顔してる?』
ギィ「してる」
なんか照れる
帰り際。
ミリム「また来ていい?」
ミリムが聞く。
『もちろん』
ディーノ「次は泊まる」
『部屋用意しとくね 』
ギィは最後に、リムルじゃなく私を見る
ギィ「この国を、頼む」
『うん』
それだけで、十分だった。
魔王達が帰ったあと。
街は無事。
被害ゼロ。
むしろ売上爆増。
リムル「…優樹菜 」
リムルが遠い目。
リムル「テンペストが魔王のたまり場になる気がする」
『楽しそうじゃん?笑』
リムル「そうだけどさ……」
私は笑った。
だって、
魔王も、国も、世界も。
みんなただ、居場所が欲しいだけなんだ。