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コメント
2件
笑笑井萌の偽物きちゃーっ!!笑 偽物井萌…お前英語できすぎなんだよ…あいつはもっと意味不英語を話s(( てか何か「井萌、お前誰だ?」ってセリフ2回言ってない…?笑 まあそれもそれでおもろいか〜()
橘靖竜
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「それで、事件のことなんだが…」
話し始めようとすると、電話が鳴る。電話に出ると、焦った警官の声が聞こえてきた。
「沖田です。どうしましたか?」
『沖田さん!今誰と一緒にいますか?』
「探偵の井萌と暴行事件の被害者の山末といるが。」
『山末さんを連れて今すぐに逃げてください!そこにいる井萌さんは偽物です!今、監禁されていた井萌いも太さんが発見されました!そこにいるのは完全な別人です!』
「了解。」
『サイレンは鳴らさずにそちらに行くので、電話を切らないでください。』
返事をせずに、井萌に向かい合う。
「山末。車に乗れ。」
「分かった。」
すぐに了解してくれるのは助かる。事件の経験だろう。
「井萌。お前誰だ?」
「井萌。お前誰だ?」
「えっ?急に何を言ってるの?井萌いも太だよ。探偵の。一緒に捜査したでしょ。」
「そうだな。じゃあ、これからあるところに山末といくからある場所を調べてから来てほしいんだが。」
「ん?どこ?」
質問されるか。
「お前に行ってほしいのはここから二十分ほどの公園でもうすぐバスが来るから頼んだ。」
「違う違う。僕が教えてほしいのは君たちがどこに行くかだよー。」
「ああ、そっちか。分からないわけないよな?今までいっしょに捜査したんだから。」
そう。本物なら絶対分かるはずなのだ。これから僕と山末が行く場所が。
「まあ、予想はつくけどー一応確認っていうか?」
…やはり偽物なのか?ならいつから?
「仕方ないな。ヒントは思い出だ。」
「思い出?違うかも。……ああ!そっちか!」
「分かった?」
「ワンモアヒントプリーズカムマイ!」
「お前そんな意味不明な英語使ってたか?」
かすかに車の音が聞こえる。相手が何をしてくるか分からないので身構える。
「最近覚えたんだー。」
「間違えたものをか?」
山末の家の前に覆面パトカーが止まる。
「えっ?おいお前。何をした?警察を呼んだのか?」
「何言ってんだ?井萌。お前が閉じ込めた本物の井萌が見つかったんだよ。」
「ちっ。くっそ、見つかったか。」
「警察だ!動くな!」
数人の警官が偽物を囲む。
「じゃあな偽物!」
そう言い、山末が乗っている自分の車に乗り発進する。クルマを発進するとスマホに話しかける。
「電話まだ繋がってるか?」
『もちろんです。いま偽物を押さえました!そのまま刑務所まで来てください!』
「了解。」
『それじゃあ、また。一旦切りますねー。』
「分かった。それじゃあ。」
スマホとの通話を終えると、スピードを上げる。
「あの井萌は偽物だそうだ。まったくいつからなんだか」
「え?そうなん?まあ何とかなってよかった」
こいつは事件に慣れ過ぎなんだよ。ありがたくはあるが。こいつはバンドマンのはずなんだが?