こんばんわ、あめです。
マイクラ肝試しのお話を初めて書きました。
注意書き
rd+gt+pn
BL ✕
R ✕
微ネタバレ(?)。(本編の話はとくにないです。)
マイクラ肝試し2025のお話となってます(現実とマイクラがごっちゃです)。
ご本人様とはなんの関係もございません。
配信アーカイブとかではないのでご注意を。
では、大丈夫な方は本編どうぞ!
ワイワイとたくさんの人で賑わった屋台街。
たった今、恐ろしい世界から戻ってきたばかりの俺たち3人は、まだどこか浮き足立った気持ちでそれを眺めていた。
rd「…楽しかったね。」
gt「もうらっだぁそれしか言わねーじゃんw」
rd「だって楽しかったもん。」
pn「いや、ほんと!!世界観良かったよなぁ!
rd「いやー、今年も叫んだわ…w」
gt「それなw」
pn「喉いたぁい…」
r·g「www」
紺碧の空には、不気味な笑顔を浮かべた大きな月が浮かんでいる。
それももう見慣れたものだ。
rd「…そろそろ始まんじゃね?」
pn「お、そろそろか!」
gt「うお〜楽しみ〜」
rd「やっぱりルルイエ1位はしゃーくんかな。」
gt「そうだろさすがに〜。」
pn「毎年すごいよねぇ。」
その時。
通りを自由に歩き回っていた人達が、いっせいに中央の噴水へと集まって来た。
rd「あ、はじまる。」
今日は最終日。
これから、閉会式がはじまる。
噴水の横の少し段差になっているところに、表彰台が設置された。
それぞれのミニゲームの王者が立つ場所だ。
qu「ルルイエ1位はシャークんさんです〜!おめでとうございます!!」
gt「ほーらやっぱり!」
pn「wwすげーや…もう絶対敵わないもんね。」
rd「さすシャケ。」
gt「www てかずいぶんモノパしてるよね?!」
pn「それな?!あきらくんもすごいよねぇ〜。」
今年の結果は、健康鯖から3人も表彰者が出た。
嬉しくてニマニマしていると、2人に両サイドからどつかれた。
qu「それではこれから花火大会を始めたいと思いまーす。」
クーさんのアナウンスが入り、皆いっせいに好きなポジションに移動する。
rd「俺らも行きますか。」
g·p「ほーい。」
なんとなく1番近くで見たくて、海辺に近い塔の上に登る。
rd「わー、なんか緊張してきた!w」
gt「どゆことww」
rd「いや、今年も終わりかーって思うとなんか…なんかねぇ?」
pn「まぁまぁまぁ、分からんくもない。」
3人で並んで座り、空を見上げる。
星がぽつぽつ浮かんでいて綺麗。
思わず見入っていた、 その時。
パァンッ!!という軽快な音と共に、綺麗な青い花火が打ち上がった。
rd「うおーー来たぁ〜!」
gt「綺麗〜」
その後も続々と、色んな色と形の花火が上がっていく。
黄、青、緑、赤、桃、紫、橙……あげだしたらキリがない。
形も、︎ハートとか星とか丸とか、猫型とか、色んな形があって、見てて飽きなかった。
rd「マジで綺麗だよな、これ。」
gt「ほんとね。…てか、もう終わりか。」
rd「ねぇその言葉ダメ!!泣くから!!」
gt「wwいいじゃん、泣けばw」
rd「無理!w」
gt「いやでも…ほんとに今年は終わりなんだね。」
rd「ねぇ”!!!」
gt「www」
rd「ぺいんとー!!ぐちつぼがぁ………」
隣にいる彼の名前を呼び、思わず口ごもる。
rd「……ぺいんと?!?!」
gt「……えっ泣いてる?!?!」
なんと、ぺいんとは号泣していた。
rd「ちょ、ちょ、え、大丈夫?!」
gt「おーい、なんで泣いてんだよォ!」
pn「いや、ごめッ…!違う、その…ぉ」
鼻をすすりながら、ぺいんとは困ったように笑みを浮かべた。
pn「悲しかったとかじゃ、なくて…ッ。なんか、またこの3人でここに立ててるのが嬉しくてさぁ…。ぐっちもらっだぁも、色々あってあんまり遊べなかったじゃん?俺めっちゃ寂しくて…!なんか、花火見て、3人で喋ってたら、感極まっちゃったっていうか…wごめんね、雰囲気壊しちゃって。」
ぺいんとの言葉が1つ1つ、胸に染みていく。
目頭が熱くなって、慌てて花火を見上げる。
でも、それが余計に感情を刺激して、視界が潤んでくる。
その時。
gt「ぐすッ…、」
rd「……は、」
pn「うわぁーーぐっちごめん!!!」
ぐちつぼが鼻をすする音と、ぺいんとが叫ぶ声が聞こえた。
ちらりとそちらを見ると、ぐちつぼはぽろぽろと、静かに泣いていた。
……こんなの無理じゃん。
rd「あ”~~~~……ほんっっとお前ら最低…ッ」
pn「わーーらっだぁも?!ごめぇん!!!」
gt「ッ…、w」
ぐちつぼが堪えきれない、というように笑いを零す。
rd「何笑ってんだよ…ッw」
pn「ふ、あは、w」
3人で泣きながら笑う。
傍から見たら異様な光景だろうけど、俺たちにとっては大事な思い出になった。
後ろで花火が大きな音を轟かせる。
聞いていて心地いい。
……たしかに、本当に色々あった1年だと思う。まだ終わってないけど。
rd「……来年も来れるといいね。」
gt「当たり前だろ!絶対来てやるわ!」
pn「くーさん呼んでくれ〜!!」
r·g「ww」
“本当に楽しかった”。
そんな言葉が頭によぎった。
久しぶりにこんな笑った気がする。
幸せってこういうことを言うんだな、って実感が湧いた。
花火大会が終わったら、いよいよ『マイクラ肝試し2025』はおしまい。
また来年までお預けなんだ。
ちゃんと、この景色を心に焼き付けていこう。
そう心に決めて、改めて周りを見回した。
皆いる。
皆笑ってる。
いいイベントだなぁ、ほんと。
rd「……ありがとう。」
誰に言うでもなく、呟いた。
おわりです。
マイクラ肝試し、めちゃくちゃ良かったですね。
リアタイできて本当に良かったです。
ちゃんと泣きました。
来年も楽しみだなー!!!
では、読んでくれてありがとうございました。
おつあめ!
コメント
3件
ええ話や...☺️この3人仲良しでいいよね‼️ 肝試し観れてないんだけど凄いって聞いてるからテスト終わったら観なきゃなぁ...‼️