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し「ん~ッ………あれ?」
目が覚めた僕は放課後の教室にいた。
あぁ、そうだ、僕寝てたんだ。
し「そろそろ帰ろ」
よいしょ、と立ち上がったとき
し「あ……ぺいんとさんの席…」
ふと、好きな人の席が目についた。
ちょっとだけなら…いいよね…
僕は廊下に誰もいないのを確認し、ぺいんとさんの席に座った。
し「好きだよ、ぺいんとさん」
本人に伝えられない分、僕はぺいんとさんの机に頭を乗っけて呟いた。
ガララッ
ぺ「忘れ物~ってしにがみくん?!そこ…俺の席なんだけど」
し「あっえっと…違うくて」
終わった………
ぺ「もしかしてしにがみくん俺のこと好きなの?」
し「ギクッ」
僕の反応を見て、ぺいんとさんは
ぺ「やっぱり好きなんだ~笑」
と、僕に顔を近づけた。
ぺ「両想いだね、」
予想外の言葉に僕は顔を上げた。
ぺいんとさんの顔が真っ赤に染まっていた。
僕の目線に気づいたのかそっぽを向いてしまった。
ぺ「あのさ……もしよかったら…うち来ない……?」
あまりの嬉しさに僕は何度も頷いた。
し「行きたい……!!」
ぺ「あ~でもね~俺一番最初に家につれてくの彼女って決めてるんだよね~」
そう言ってそっぽを向いていたぺいんとさんが僕と向かい合った。
ぺ「俺と、付き合ってくれる…?」
し「はい!もちろん!!」
僕の前に差し出された手を、僕はおもいっきり握った。