テラーノベル
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教室の静けさの中、あなたは息を詰めて蒼真の手に触れられるたびに小さく震えていた。
「声…出したら怒るぞ」
蒼真の低い声が耳元で響き、同時に彼の手があなたの唇にそっと触れる。
「…んっ…」思わず出そうになる声を、彼は指で軽く押さえつける。
「ほら、出しただろ?…こうなるって言っただろ」
あなたの頬が熱くなる。逃げようとしても、机に押し付けられた体は動かせない。
蒼真はさらに腰を近づけ、あなたの耳元で息をかけながら囁く。
「静かにしてれば楽しいことしてやる…さぁ、声を我慢しろ」
小さく呻くのを必死に抑えながら、あなたの全身が蒼真の支配に反応してしまう。
手も唇も、息も、全部…抑えられたまま、彼だけが笑みを浮かべてあなたを見つめている――。
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