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奪い取りたい。あなたが好きだから

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奪い取りたい。あなたが好きだから

第3話 - 第3話「何故こうなった」

69

2024年01月16日

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数日後

今日も仕事か…

m「あれ…」

sh「こんばんは」

r「mdさん。やっぱり待ってたら、幸せになれました」

m「お二人は…お知り合いだったんですね」

sh「知り合いじゃないです！」

r「恋人…ですかね…！」

m「ま、まさか…」

これまで聞いてきた相談って…それぞれがそれぞれのことが好きだった…

両片思い…？？

m「おめでとうございます…

気づきませんでした…」

sh「なんのことですか？」

r「実は俺も…この人に相談したんだよ」

sh「偶然！？すご…」

sh「奪い取りましたよ！！

mdさんの言ってたみたいに！」

m「…そういえばそうでしたね、本当によかったです」

m「私もお二人のような恋人が欲しいです…」

r「…彼女とか、いないんですね」

m「まぁ…」

r「顔整ってるし、いるのかと思ってました」

m「いたら、いいんですけどね…」

あの二人くっついたのか、よかったよかった

…仕事終わったし帰ろうかな

t「mdくーん」

m「ぇ、店長…？」

t「あのね、今日zmが…」

m「先輩が俺に何の用＿」

な、なんでこうなった…

居酒屋か…？ここ…

z「急にごめんね〜

mdくん、疲れただろうに…」

m「大丈夫です

あの…要件はなんですか？」

z「要件…えっと…」

言いたくなさそうだな…

ほんと、めんどくさい先輩を持ったもんだ

m「すみませんちょっと失礼します」

z「あ、うん…」

ﾌﾟﾙﾙﾙ

t「は〜い」

m「先輩が全然喋り出さないんですけど…

店長は何か聞いてないんですか？」

t「あー…僕は、特に何も聞いてないから！

二人で！仲良く！！」

m「馬鹿いわないでくださいよ…何話せばいいんですか！」

t「えーっと…じゃあ店長がお題出してあげましょう！」

m「！！」

t「…自己紹介！自分の好きなものを中に！」

m「は、はぁ…」

t「お酒が入ったら、自分のタイプの話しても…いいんじゃない？」

m「は…タイプ…」

t「じゃ、僕お客さんが待ってるから！」

m「あ、ちょ…！！」

m「はぁ…」

とりあえず…酒でも入ればどうにかなるでしょ…

第三章、「なぜこうなった」　終わり

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