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※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
※似たような話がもしある場合は、即座に削除させていただきます。
※今回は、AIとご一緒にお話ししながら制作した際に、思いもよらない展開になりましたので共有させていただきます。
※キャラクター崩壊が激しいです。
夜の静寂が、二つの場所で異なる狂気と孤独を浮き彫りにしていきます。
夜の密談:目黒と宮舘の対峙
阿部さんからの「足止め成功」の合図を受け、目黒さんは局の地下駐車場で、車に乗り込もうとする宮舘さんを待ち伏せしました。
「……舘さん」
「目黒か。こんな時間に珍しいね」
宮舘さんは驚いた様子も見せず、いつもの優雅な所作で振り返りました。目黒さんは、その余裕が今の状況では恐ろしく感じられましたが、意を決して踏み込みます。
「翔太くんの家、行くつもりだったんですか」
「……誘われたからね。断る理由もないだろう?」
目黒さんは一歩詰め寄り、震える声で問いかけました。
「舘さん……あんたは、翔太くんが今どんな状態で、どんな部屋に住んでいるか、本当は知ってるんじゃないんですか? なんで、あいつを突き放してくれないんですか。あんたが優しくすればするほど、あいつの病み(やみ)は深くなる……!」
宮舘さんはふっと目を伏せ、車のキーを指先で弄びました。
「目黒 、君は優しいね。でも、彼を救おうとすることが、彼にとっての救いになるとは限らない。……俺が彼を突き放せば、彼は死ぬよ。俺が彼を受け入れれば、彼は狂う。どちらにせよ、彼はもう『俺』という猛毒なしでは生きられないんだ」
宮舘さんの瞳に宿ったのは、深い慈しみとも、冷徹な支配欲とも取れる、得体の知れない光でした。 「君の言う『本音』が知りたいなら教えてあげよう。……俺は、彼を救うつもりなんてない。ただ、彼が望むままに、彼を壊してあげるのが、俺の愛し方だ」
目黒さんは、その「本音」のあまりの重さに、言葉を失い立ち尽くすしかありませんでした。
静かなる祭壇の拡張:渡辺の執着
一方、主を失ったダイニングで、渡辺さんは驚くほど冷静でした。 ぐちゃぐちゃに潰したテリーヌを、無感情な瞳で見つめた後、彼は淡々とテーブルを片付け始めました。
「……大丈夫。涼太が来られないのは、仕事のせいだ。……誰かの邪魔が入っただけ。涼太が俺を嫌いになったわけじゃない」
そう自分に言い聞かせる渡辺さんの手には、今日届いたばかりの新しい「コレクション」がありました。それは、宮舘さんが以前のロケで訪れた場所の土、そして彼が現場で捨てたであろう、口紅のついたペットボトルのキャップ。
渡辺さんはそれを、リビングの中央に新しく設けた特製のガラスケースの中へ、宝物のように納めました。
「めめに見られたから、もっと完璧にしなきゃ」
渡辺さんは、部屋中の写真を貼り直しました。宮舘さんの等身大に近い引き伸ばされたポスターを、ベッドの真上の天井に。眠りにつく瞬間も、目覚める瞬間も、宮舘さんの瞳に射抜かれるように。
「涼太……次はいつ来てくれる? 料理、もっと練習しておくから。次は、もっと涼太の体温に近い温度で、俺を愛してよ……」
渡辺さんは、宮舘さんの写真が敷き詰められた壁に背中を預け、冷え切ったワインを喉に流し込みました。ドタキャンされた心の傷は、新たな「コレクション」を飾り、部屋をさらに宮舘色に染め上げることで、不気味なほどの多幸感へと塗り替えられていきました。
物語は、暴走する愛と、それを止められない絶望へ。