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愛され教師、逃げ場なし

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愛され教師、逃げ場なし

1 - 争奪戦の始まり

♥

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2025年05月13日

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春の陽気が心地よい昼下がり。

ハイネが書庫で静かに本を読んでいたそのとき──

「──だから、父上は…!」

「違います、師匠には…」

「…私のハイネに、あまり手を出さないでくれるかい。」


その静寂を切り裂いたのは、王子たち+国王陛下の名前を呼ぶ声だった。


「……は?」


ハイネが顔を上げた時にはもう遅い。

王宮の一室には、五人が勢揃いしていた。


「え〜〜何言ってんのさ父上!!センセーは俺のだし〜〜」

口火を切ったのはリヒト。王子スマイルでハイネの隣を陣取る。


「師匠は自分のことを信頼してくれている!!リヒト、余計なことを言うのはやめろ!」

ブルーノは顔を赤くして、でも真剣な目で言い切る。


「先生……ふにふに……好き……」

カイはいつのまにかハイネの手をふにふにしている。


「よくわからんがハイネは僕のだ!!」

レオンハルトは腕を組んで、理屈はわからなくても気持ちだけで参戦。


「……皆さん。何を仰っているんですか……?」


ハイネの声が一層静かになった。


「いやだから、センセーは俺が一番似合ってるでしょって話!」

「論理的に考えて、師匠が一番信頼しているのは……!」

「ハイネは昔から私のそばにいるのだから当然、私の……」

「先生……手……」

「僕のって言ったからな! 早い者勝ちだからな!!」


わーわー言い争う国王+王子たち。

静かだった書庫が、いまや戦場である。

「皆さん、とりあえず落ち着いて…」


「ですから父上…!」

「こればっかりは譲れないな。」

「むー!!父上大人気ない!!アラフォー!!!」

一向に収まる気配のない、王室教師争奪戦。


(どうすればいいんでしょう……私の大切な休日が……)

諦めてだらんぬしたハイネだった。

愛され教師、逃げ場なし

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