「ふあ………よく寝た〜……ムー、起きて」
「んん…あるじさま……おはようございます……」「おう、おはよう」
「…んん?あれ?僕まだ寝惚けてるんでしょうか?」
「あ?どうしたん?」
「いえ、主様の頭に僕と同じ猫耳が生えているので……しっぽも見えます!」
「は?いやいや、そんな訳ないやろw顔洗って目ぇ覚まし………」
後を向くとチラ、と黒色の長細い物が視界に入る。なんだろうと不思議に思いつつ、ソッと触ってみるとふわふわしていた。少しだけ強く握ったら何故か俺も痛みを感じた。嫌な予感がして、頭の上を触ってみると、3角の形をした何かがあった。頬をつねってみる。
「うん、しっかり痛い。と、言うことは………」
「すげぇリアルな夢ってことだな、ハハ☆」
「夢じゃありませんよ、主様!僕お揃いみたいで嬉しいです!」
……ユメジャナイ?ゆめじゃない…………夢じゃない……………って
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