テラーノベル
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『謝りたいんだけど…あれ、母さん?』
『母s…』
血が染み込み赤黒く染まった床を見て硬直した
『…は?』
床の一面が真っ赤になっている
まっかっか
『え、何?これ?ハロウィン?ねぇ?』
俺、血液とか嫌いなんだけど
血液の匂いが鼻に入り込み
吐いた
胃の中は空っぽで代わりに胃液が口から滴り落ちる
『…なんで…』
『ぁ、未来…!?未来!居るなら返事をしろ!』
返事は返って来ない
『……た
『いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ』
そんな筈ない
絶対いきてる
おかしいなんてバカ馬鹿しい
そう、憶測だ、ただのおくそく
震える手で辺りを見渡す
「あーーー、ちと遅かったか」
気の抜けた声が聴こえバッと後ろを振り返る
『だ…れ?』
体格や顔、そして声、紛れもなく男だ
そして何より…
「…ぁ…?あぁ、俺様…あぁ、俺様はエプタ」
『…ェエ…プ?』「エプタ」
何か明らかに背中がもっこりしている
少し上に
照矢がもっこりを凝視していると面倒だと言わんばかりにその場にドカリと胡座をかいている
「お前誰?」
『は?』
突然の問い掛けに首を傾げた
「だからお前誰?、俺様は名乗ったぞ」
横柄な態度で訪ねている
『……照矢です』
「ふーん」
服のポケットから一枚の紙を取り出し何かを読んでいる
「漢字は?」
『……照れるのテと弓矢のヤです』
「何かチョイスがアレだな『は?』」
態度も悪く感謝の一言も無く答えたら答えたで先程の失礼発言
何だコイツと照矢が思っていると男は漸く終わったのか紙をぐしゃぐしゃにしポケットに入れてから照矢に向き直った
「ウン、お前家族全員死んでるぞ」
『…は?』
「気配的に多分どっかの反逆者だろうな」
『何…言って「お前に言ってねぇよ」』
エプタと名乗った男が見ている先
今更だと思った
何故自分は気付いてなかったのか
確かに何か視線を感じると思った
でも
それどころじゃなかった
天井に張り付いて此方を見ていたナニカ
ソレの正体、即ち,加害者である犯人
『お前が「殺したのはソイツじゃねぇよ」』
は?
「あ”…?」
殴っていた
拳を固く握って
顔面を
『お前さ、自分がどんだけ恥ずかしい人間か分かってんの?』
『謝罪も無し礼儀も無し常識も無し』
『そんな人間初めて見たよ』
『今それどころじゃないんだよふざけんな、こっちはかぞくころされてんだよ』
何で直ぐに殺されたと分かったのか少し疑問だった
『こっちはなッ!?』
天井に張り付いていたナニカの手が此方に伸びた
咄嗟に防御の体勢になったが向かった先はエプタの方向へ向かった
手 が空中で分散し一つだった手が訳20本になっている
そして照矢は思った
『キッッッッッッショ!!???』
「最初に出る言葉がそれかよ」
手のインパクトがデカ過ぎて言葉を中断せざる終えなかった
エプタが手をブン殴りソレがまたもや分散し手が増える
『キッモ』
ただ100本近くになっている手を流石に捌かれないのか顔が段々と焦りに焦っていっている
「あーーークソッ!照矢!『あ、はい』お前はとっととどっか行け!邪魔なんだよ」
言われてから気付いたが手が俺の方向に行かない様にしている
うーん、言動と性格から考えてそんな事も出来たんだ
……全く…現実離れした光景だなぁ
数歩後ろに下がってから本体へと向かった
「馬鹿、いやお前相当阿呆だッろ!?ッ」
俺に気を取られたからか一つの手がエプタの首を掴み急激に締め上げる
「ざっけんな!」
手、膝、足、胴体
次々と抑えられ動けなくなったている
さっきエプタとやらがナニカ使っていた
生命力か何かだろう
そう検討付け感覚で試す
俺は昔から運が良い
異常なまでに
もしもこの世に神が居るのならば
利用するだけだろう
頭を少し傾ければその直ぐ後に手が伸びて軽くかする
片足浮かせば浮いた足と地面の隙間を通って行く
これはもう超能力に近いだろう
化け物と目が合った
『可哀想』
何故かそう言ってしまった
「縺雁燕縺ッ辟。遏・」
『喋った…』
「辟。遏・縺後♀蜑阪r谿コ縺吶□繧阪≧」
一瞬
何が起きたかわからなかった
化け物が自身の手で心臓を貫いた
水が蒸発する様に、消えた
え?自害した?
『何で?』
ちょっと待って意味が分からない
エプタが此方に近づいて来る
『何ですか…』
警戒しながら距離を取る
「お前何者?」
探る様な視線、嫌いだ
『…向こうが勝手に死んだだけ…て殺したのはソイツじゃないって何?ソイツって何?まるで知り合いみたいな言い方、まさかお前が関与してないよな?殺した奴も知ってるの?教えてよ、これだけじゃまだ分からない事が多過ぎる』
「…」
「あーーもう、うるせぇ」
『は?』
「知り合いなのは半分本当、殺したのはアレクサンダー………名前だけ言ってもわからねぇよな」
『…』
アレクサンダー?誰だ?
『…家に着いたのは俺の方が先、何で分かる』
「振動で誰か分かったんだよ、死ぬ程馴染み深い振動だからな」
此奴人間?振動だけで分かるのかよ
…足音で誰か分かるとかあるけどそういう次元じゃないだろ
てか
『何でこんなに素直に話すんだよ』
「んーー、お前自身が使えそうな人材なのと…何かアレと関連がありそうだからな」
『…アレ?』
「名前すら言いたくない、嫌い」『あ、そう』
『因みにアレクサンダーとやらは何処に居る?』
「…主のトコじゃね知らんけど」
『主って何処に「お前めちゃくちゃ質問してくるな」』
「殺気、全然隠せてねぇよ」
知ってる
「殺したいなら俺んとこに来い、向こうなら合法的に殺せる、だが未来のある若者が復讐に向かっても…」
え、何急に
何だコイツ
うん、一言でまとめれば気持ち悪い
ただの性格の悪い奴だと思ったら急にこっちの心配、挙げ句の果てには復讐は意味が無いって事?
『どれだけ侮辱すれば気が済むだ』
『俺には未来と母さんしか居ないんだよ』
あの時からずっと決めてた
『何があろうと守るって決めてたんだよ』
なのに
『何処の骨かも知らない奴に殺されてさぁ…何でお前は何でそんなに詳しいんだよ、意味わかんねぇ』
「…」
しばらくの間沈黙が続き、エプタが言葉を発した
「分かった、俺…様が悪かった」
「ただ、アレクサンダー…彼奴は強い,お前じゃ到底殺せない」
『じゃあ』
「…だから俺様の元に来い」
『.』
「あの場所はお前みたいな奴にピッタリだ
な?」
『殺せるなら何でも良い』
「なら『でも利用される筋合いは無い』」
『お前、最初から分かってて時間稼いでアレクサンダーが殺して逃げて…全部、状況を分かった上でここまで話を持ち込んだだろ』
「…」
『話には乗ってやる、ただ利用されない』
「…生意気なガキ、いいぜ、気に入った、」
『…』
第一主人公 始まり編(ネーミングセンスダサいのは分かっている)終わり♪
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