テラーノベル
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「…!!!わかった、行ってくる!!」
そう言って、ゆらは人間界に向かって飛び舞って行った。
でも、ものすごくワクワクしていたのも束の間。
「…一回きてみたものの、どうすればいいの…?」
人間界に来てみたが何をすればいいか分からない。どこに住む?電気代は?食べ物はどう確保する?ゆらは110歳。人間からすると老いているように感じるが、いちごの国だとまだまだ若い。110歳の自分じゃ何も出来ない。いや…とりあえず、なんとかやっていきますか。
人間界でテラチューバーをやると決めた頃からどれぐらい経ったか。一週間?二週間?分からない。
とにかく住む家は確保できている。電気代や食事代などは、神様が払ってくださるらしい。ご飯は近くにあるコンビニなどで買ってくる。このような形で過ごすことになった。
ゆらの服装は、森の色を映した緑のジャンパースカートに、クリーム色のタートルネックを重ねた、素朴でガーリーな装い。足元は紅白のボーダーソックスを覗かせ、茶色の編み上げブーツで引き締めている。天使の輪や羽、頭の上に乗っけているいちごは取り外している。
ちなみに今ゆらは、夜ご飯を買う為に、人生初のコンビニでお会計をするらしい。
(ま、まずい…実は普通に店員とも話せない陰キャなんだよ、自称陰キャだろ?って思う人もいると思うけど、この前陰キャ度診断テストで60%だったの、確定で自分陰キャ、どうしよ、店員さんとどう接したらいいの?怖い怖い怖い)
心の中で独り言をブツブツと呟いている。相当緊張しているようだ。
ゆらのカゴの中に入れているのは、どこにでもありそうなちょっとしたオムライス、そしてデザートにいちごタルト、そして朝ごはんのためのチョコパンが何個か入っている。
「次の方ー?早くして下さい。後ろの方々がが困ってしまいます。」
「!?!?あ〜、はっ、はいッ」
これがゆらの人生初のコンビニ会計。相当焦っていますね。
独り言をするのはいいが、周りの方も気にしましょう。
「はぁ…なんかもうめっちゃ疲れた…」
先程のコンビニ会計でとうとうストレスが溜まったらしい。
「だいじょうだぽわ?」
そう言葉を放ったのはゆらの1番の相棒、ぽわゎだった。
「…大丈夫じゃないんだよぉ!!この前人間界に舞い降りてせっかくすぐテラチューバー始められると思ったのに、まずは住む家決めろだって!?その住む家決めるのに相当迷ったし、さっきだってコンビニで恥ずかしい思いもしたし!!それにさぁ!この小説はテラチューバーになって歩んできた道をえがく物語なのにまだここまでしか進んでない!!おかしいって〜!!それにそれに…!」
「お、落ち着いてだぽわ!確かにまだテラチューバーになれてはいないけど、もうすぐなれるぽわ!!というか、メタな発言やめてだぽわぁ〜!」
「あ、確かに、ここギャグ小説でもないし。あっははっ」
そう言って、ゆらは笑った。
「…!そういえば、テラーノベルってアプリ、まずは入れなきゃ…」
そう言い、ゆらは面積が広いiPadを手に取り、作業を始めた。
「よし、インストール完了っと…あ、テラチューバー始める前に、推しの二次創作小説書いちゃお」
まず自分の推しで二次創作の小説を投稿し、フォロワーを増やす作戦。
果たして、その方法でフォロワーを増やすことに成功するのだろうか。
コメント
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うちも増やす作戦するか……
めっちゃ続きが気になる!