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#創作
ゆずき
193
#主も意味不明
バガラジー
143
耀聖(ようせい)
434
873
🎼side
🎼「なぁ、リリー」
🐈⬛「その鏡は虚像の鏡。ひび割れてるからもう効果はないけどね。」
🎼「じゃあ、この姿は…?」
🐈⬛「虚像の鏡とは言っても、割れてしまえば普通の鏡とほとんど同じだよ。」
…そういう物なのか?本当に?嘘ついてたりしないか?
俺はリリーの表情をじっと見ていた。
🐈⬛「…じろじろ見ないで。恥ずかしい。」
🎼「…感情あったんだな、お前。」
🐈⬛「随分と失礼な事を言うようになったご様子で。」
🐈⬛「これでも、一応貴方より年上なんだけど。少しは敬って。」
🎼「はいはい。」
リリーはそう言いつつも、少し口角が少し上がっており、楽しそうだった。
🐈⬛「さ、次は階段に行くよ。」
階段を登ると、明らかにここ何かありますよ的な扉があった。
🐈⬛「明らかに開けてほしそうな扉があるけど…どうする?」
🎼「どうするもこうするも、開けるしかないだろ。」
扉を開けると、大広間みたいな場所に出た。
🎼「変な場所は特に…ん?」
よく見てみると、隅っこになにかが山積みにされていた
俺がそれを見ようと、なにかが山積みになったものとあと一歩というところで立ち止まった。
🎼「ん?なんか黒───」
突然、頭を鈍器で殴られたかのような衝撃が走った。
🎼「───っ!」
俺は即座に壁に左手を付き、右手で頭を抑え、ゆっくりとしゃがんだ
衝撃はすぐには収まらず、むしろ増していた
意識が少しずつ薄れ、目の前が真っ暗になっていく。
🎼「───あっ。」
意識を離す直前、後ろを見た
そこに居たのは、血塗れた分厚い本を胸に抱えた、リリーがいた。
目を覚ますと、どこかの部屋で座っていた
そして、目の前には少し不安げに俺を見つめるリリーがいた。
🐈⬛「あ、起きた。」
リリーはそう言って、少し表情を緩めた。
🎼「……説明しろ。」
🐈⬛「何を?」
🎼「全部に決まってんだろ。」
🐈⬛「んー、そうだね…どこから説明すれば…」
リリーはうーんと頭を悩ませていた。
🐈⬛「まず…私の名前はわかる?」
🎼「…は?」
意味がわからなかった。
🎼「…リリー、だろ」
🐈⬛「残念、私はリリーじゃないの。」
───は?
リリーが名前じゃない?だって、最初会った時、自分からリリーと名乗っていたはずだ。なのに───
🐈⬛「私の名前は切咲百合。」
🎼「…は?」
🐈⬛「あ、ついでに教えとくね。君の名前は楽乃音符だよ。」
コメント
2件

おもろっ! ハナシのテンポと展開がすっごい好き! 「…感情があったんだ、お前。」からの二人のやりとりが、二人の関係性の進展を暗示するかのような雰囲気…と思っていたら…いきなりリズムが急襲され!! しかも…リリーの落ち着きは何? すべてを知っているかのよう… リリー →切咲百合? リズム →楽乃音符? おもしろすぎ! ナゾは次の回で明らかになるの???
読了しました。第10話、一気に不穏になりましたね。「虚像の鏡」でほんの少し和んだかと思ったら、あの衝撃とリリーの変貌──まさかの「切咲百合」名乗りと主人公の名前が「楽乃音符」って…。これまで積み上げてきた関係性が一瞬で揺らぐ展開、好きです。鏡の設定(割れたらただの鏡)が、この真実とどう絡むのか気になります。伏線の嗅覚が刺激される回でした!