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3 - 薬は要らない

♥

267

2025年06月28日

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こんにちは。

今回は息抜きでさっと書いたため、少し短めです。


2pサイモンがブラッドに惚れ薬を使うお話


⚪︎2pサイモン視点

⚪︎片想い表現


↓始まります



やった…やってしまった

なんと馬鹿げたものを買ってしまったんだ。


愚かだろうが、悔いはないと思う。


_____俺はブラッドのことが好きだ


仕事に集中して、伏し目がちになった横顔を見ただけできゅんとする。たまに緩く笑うところも癒される。

俺が病んでいた時も、引かずに見てくれていたのはお前だけだった…。


って、いけないな。つい女々しいことを思ってしまった…。


この“惚れ薬”

即効性で、服用したら目の前の相手のことが好きになってしまうらしい。

だが、説明を見たら一時的な効果だそうだ。


薬の効果を確認するために、近くにいた野良犬に試してみたが、たちまち俺を追いかけるようになって足にまとわりついてきた。

大変だったがしっかり効果を確認することができた。これはいける。


「ごめんブラッド…。ちょっとだけでいいから…」


あいつに渡すコーヒーに効果が現れる適量の薬を垂らした。

朝はコーヒーなのが、あいつと俺の日課だ。


▪︎◻︎▪︎◻︎▪︎◻︎▪︎◻︎▪︎


「おはよう。サイモン」


研究室に向かうと、大分早朝だというのにすでに仕事モードなブラッドがいた。

相変わらず、得体の知れない液体の入ったフラスコをカコカコ回している。


「おはよう…って全然寝てないだろ。」

「私はこの生活に慣れているし、寝ていないのはお互い様だろう?」

「そういうもんか…そうだ。コーヒー持ってきたぞ。」

「おっ、ありがとう。淹れるのも慣れてきたようだな」


あの薬の入った方のコーヒーを渡し、何の警戒もせずに嬉しそうにブラッドはそれを受け取った。


(ごめんブラッド…)


俺は少し心が痛んだが、端では確かに期待をした。


こくり

と一口ブラッドはそれを飲んだ。


「うん、美味い。この苦さが頭を回転させてくれるな…って、なんだ?なんか顔についてるか?」


…???

なんで何ともないんだ?たしかに入れたのに…


「えっあ、いや、少しボーッとしてた…」

「そうか、やはり寝不足で疲れているんじゃないか?寝たほうが…」

「いい。大丈夫…」


誤魔化すようにコーヒーを一気に飲みほす。

自分の方に間違って入れたのかと思ったが、しっかり薬を入れた方と入れてない方でカップのマークを変えたはずだ。間違えるはずがない。


(…つまりは、騙されたってことか)


そうだよな。こんな都合の良い薬なんてあるはずがない。ファンタジーの世界だ。

自分はどうやら夢を見すぎて現実との区別が出来ていないに違いない。


…じゃあ、あの検証結果は?

分からなくなって頭がぐるぐるする。


「…ごめん。やっぱり寝てみる」

「あ、ああ…。だが、そんなにコーヒーを飲んで寝れるのか?」

「多分…?」


虚ろな返事をしてからのろのろと部屋に戻って、布団に顔から飛び込んだ。


(俺…何してんだろ…)


はあ…とため息をついて、目を横にやるとあの薬の瓶があった。

何となく瓶を手に取り、裏の説明文をよく見てみる。


ん?小さい文字でなにか書かれている


【注意】

•既に相手と両想いな場合、効果は現れません。











まさか、あいつ

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