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『えっ………っ………?!』
驚きのあまり
つい大きな声を出してしまいそうになると…
指で『シーッ』と合図するグク
『…俺の事知ってますか?』
『はい…知らない人なんて…いないと思います…』
『…そうかな?笑』
グクがクスッと笑った
(えっヤダ私なんか変な事言っちゃった…?!)
(それよりなんでここにグクが…?)
『あのっ……なんで一人でここに…?』
『撮影で、今近くのホテルに泊まってて』
(嘘…これは夢…?』
『…そうなんですね
ごめんなさいビックリしすぎて…』
今まで普通に会話していたのが嘘みたいに
緊張で何も話せなくなってしまった
するとグクの方から話しかけてきてくれた…
『…●●ちゃんって何か運動してる?』
『はい…?』
『あっごめんスタイルが凄く綺麗だったから…』
『はいっジムに通ってます…体を動かすのが好きで』
『あのっ……』
『あぁ…ジョングクって呼んで下さい😊』
『そんな…呼べません…』
『…なんで?笑』
『ご本人の前で馴れ馴れしいというか…』
『全然平気だよ笑』
『あの…じゃあ…グクって呼んでもいいですか?』
『……あっ!!
すみませんもっと馴れ馴れしいですよね😵💫💦』
すると再びグクが笑った
『グクでいいよ😊』
『グク…もその…体…凄いですね//
ストイックだし本当尊敬しちゃいます…』
『激しいパフォーマンスに耐えれるように
体力作り頑張らないといけないから💪』
世界的アイドルのグクを目の前に
意外と冷静に喋っている自分にビックリ…
それは恐らく
グクがとても優しい口調と自然な雰囲気で
私と会話してくれているから…
するとグクのスマホが鳴り誰かと喋り始めた
『…じゃあ俺もうそろそろ行かなきゃ』