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元々誰かに見せる予定はなかったのですが、力を入れて書いてしまったので乗せてみました。基本pixivに生息しているのですが、最近友達とpixivをつながってしまい🔞を投稿するのも恥ずかしいの(つまり諸事情)でテラーに投稿する気に決めました。この界隈はテラーで投稿したことがなかったかもしれないです。もしかしたら廃れているかも知れません。泣きそう。4期楽しみ。
一カラ班マフィです。
ブーブーー、、
無機質なバイブ音が6畳ほどの小さな部屋に響く。
寝不足と過労による頭痛と耳鳴りがする身体に鞭を打ってスマートフォンまで手を伸ばし、通話ボタンを押す。
『ーー?ーー、ーーーー。』
「え、ちょ」
『ーー。ーーーーー。』
ブチ
「は!?」
今日は年に数回の貴重な休日だと言うのに出勤命令を出されてしまった。俺は何度目かも分からないため息をつきながら作業着に着替える。
飯は、、いいか。腹減ってねぇし。
ガチャ
玄関の扉を開いて外に出る。少し肌寒い季節になってきたようだ。工場には当たり前にエアコンなんて付いていないから冬は寒すぎて笑えない。もちろん夏も。
工場に着くと、軽く挨拶と今日の流れの説明をしてから作業を開始する。いつもと同じだ。俺はこれでも終身名誉班長である。だからといって他のヤツらよりも良い生活ができるわけではないし、逆に先程のように納期に間に合うように一日の流れを考えなければならないし、上に報告をしなければならなかったりと面倒事がプラスされただけだ。俺が優秀だからなんて理由で終身名誉班長にされたらしいが、まぁそれは建て前で実際は働いている歴がこの中で一番長いからだろう。この工場はマフィア組織のための武器を作っているだなんだと終身名誉班長に任命された時にかるく説明されたような気がするがそんなの俺には関係ないしどうでもよかったからあまり覚えていない。そんなこんなでここは裏社会側の仕事なため、まともな人間はやってこない。プラスで超ブラックなせいでありえないくらい人が辞めていく。俺ももちろんやめようと思ったことがあったが、この仕事を辞めてしまえば自分がどうなってしまうのか想像できなくて結局やめずにここで働き続けていた。
昼休憩の時間だ。このクソブラック工場にも流石に休憩時間はある。短いが。
俺は喫煙所に向かう。最近どうも腹が空かなくて昼はこうしてタバコを吸いに来ていた。
ゆっくりと喫煙所の扉を開けるとどうやら先客がいたようだった。
この工場に見合わないいかにも高そうなスーツと目が痛くなりそうな程に輝いたアクセサリーをつけた男がしゃがんでタバコを吸っていた。そういえばここはマフィアに売るための武器を作ってるんだったっけか?んじゃこいつはマフィアかなにかか。頭の隅でそう考えて別にどうする訳でもなく少し離れた場所でタバコに火をつける。別にマフィアが怖いから離れた場所で吸っているとかではなく、ただ単に俺は人と関わるのが苦手なだけだ。自ら進んで話しかけられるほどのコミュ力の持ち主だったら俺はこんなところで働いていない。いつから人が苦手だったかなんて覚えていないが、思い返せば小学校の頃からだったような気もするし、幼稚園に通っていた頃からだったような気もする。
つくづく人間に向いてないな、と思う。来世は猫になりたい。猫になって何にも縛られずに好きな時間寝て好きな時間に起きたい。小さい頃には気づかなかったが、それが一番の幸せなんだと身に染みて感じた___
「おi」
「うわぁぁあ!?!?!?!?」
びっっっっっくりした。突然話しかけられて思わず座っていたベンチから落ちてしまった。
「いってぇ、、」
「だ、大丈夫か、?」
そう言うと話しかけてきた男は俺に手を差し出す。いやいや野郎相手になに紳士的なことしてんだ。マフィアって全員こうなのか?あ??
その手を取って立ち上がり、顔を上げると超至近距離に先程の男の顔があった。さっきは顔なんて見えなかったし見るのははじめてだが、すごく整った顔をしている男だった。つい凝視してしまっていると男は少し頬を赤らめて
「そ、そんなに見つめられると照れてしまうな…」
なんていっては目を逸らした。
いやいやいやいやいやいやいや、何俺。今こいつに可愛いとか、俺ノンケだったはずなんだけど。
「あっ、…すみません、」
そう言ってずっと握っていた手を離す。
「で、俺に何か用ですか?」
「え?」
「いや、最初話しかけようとしてたでしょ。」
「…ああ!そうだったな!」
「君は、ここの工場の班長さんなのか?」
「まぁ、一応…。」
「そうなのか!凄いな。」
「いやいやそんな、」
久しぶりに人に褒められた気がする。褒められるというのはこんなにも心が温まるものなのかとびっくりした。
「貴方はマフィアなんですか?」
俺もなにか聞いた方がいいだろうかと思って適当に質問をした。が、よく考えたらマフィア相手にこの質問ってやばくないか?何してんの俺。あー寝不足のせいだろ。多分そのせいだわ。
「よくわかったな!」
マフィア男はそういうと、人良さげな笑顔をする。
この工場でそんな派手な格好してるやつマフィアくらいしか思いつかねぇよなんて思いながら時計を見るとそろそろ昼休憩が終わる時間だった。
「そろそろ昼休憩終わるんで仕事戻ります、では」
「あぁ!またな!」
仕事場に戻るとまたいつもの地味な作業をはじめる。
というかマフィアってあんな感じなんだ。マフィアと言ったらもっとゴツくてデカくて威圧感があるものだと思っていたから唖然とした。先程の男もちゃんと筋肉はあったし身長もそれなりにあったが、なんというかあまり恐怖を感じなかった。ただの優しい男だった。嘘。色気がマシマシだった。男に欲情したことなんて生まれてこのかた一度もなかったが、アイツはやばい。いや、さっき会ったばかりの男に欲情するなんてヤバいのは俺か。さすがに疲労しているからといって男に手を出すのは良くないと思い、家に帰ったら久しぶりにAVでも見て抜くことに決めた。最近俺の息子にも構ってやる暇なかったし仕方ないということにした。
現在時刻は午前1時30分。俺は初めて働いたのもここだったから普通の会社のことはよく知らないが、普通の会社からしたらこの時間に帰宅はおかしいだろう。まぁ俺はこれが普通だからもうどうにも思わないけど。家の近くのコンビニに寄って適当に売れ残った弁当を買って家に帰っていると路地裏が少し騒がしい。ここら辺は治安が悪いからヤンキーか何かが喧嘩しているのだろうか?そう思ってチラッと横目で通り過ぎようとした時、俺の足は動かなくなった。なんと路地裏でなにかしていたのはヤンキーなんかではなく、昼休憩の時に話したマフィア男だったからだ。
マフィア男は傷だらけの男に銃を突きつけて何やら聞き出しているようだった。ホントにマフィアなんだ、と思った。いや信じていなかった訳では無いけれどあまりにも俺の思っていたマフィアとは違いすぎてどこか拍子抜けしていた。
…何か聞き出してるんだったら俺ここにいるの不味くない?と思った時にはもう遅かった。気配を感じたのかマフィア男が俺の方へと振り向く。
「えっ」
男は驚いたような顔をした後に銃を突きつけていた男を気絶させて俺の元へと近づいてきた。
俺殺される、?そんな恐怖が顔にも出ていたようでマフィア男は優しく微笑んでこう言った。
「怖がらせてしまって悪かった。俺は君に何もしない」
その言葉を聞いておれは少し肩の力を抜く。
「俺の方こそすみません、」
「いやいや班長さんは何も謝ることはないんだ。」
元々限界ギリギリの状態で帰宅していたため先程のことで限界突破してしまって、そういえば今日何も食べていなかったかもしれない、なんて頭の隅で思いながら俺の意識は現実から遠のいていく。
_____________________
目が覚めると見知らぬ天井があった。むくりと起き上がると俺は全く知らない部屋で寝ていた。いかにも高そうなイスや、俺の一生分の金を使っても買えなそうなテーブル、そして俺が先程まで眠っていたクソデカベッド。
「えぇ…!?」
俺はなんでこんなところに…!?昨日の夜はコンビニで弁当買って、…どうしたっけ、そのあとの記憶が無い。
そんなことを考えていると扉ががちゃり、と音を立てて開く。
「ま、マフィアさん、??」
「あぁ、目が覚めたのか!おはよう。」
「お、おはようございます、あの、!俺!」
俺が困惑しているとマフィア男は何を勘違いしたのか
「安心してくれ!夜の営みはしていないぞ。凄くぐっすり眠っていたからな。」
いやいやいやいやいや。(2回目)そういえば俺マフィアさんがなんかしてる所に通りかかっちゃってそのまま気絶したんだっけ。迷惑かけすぎだろ。なにしてんだ。
「あっ!俺そろそろ帰ります!!迷惑かけてすみませんでした!」
そう言ってベッドからでて床に立とうとした瞬間グラッと視界が暗転する。
そのまま倒れるかと思ったが、マフィアさんがギリギリで支えてくれたことにより倒れることは無かった。
マフィアさんはそのまま俺をベッドへと戻し、少し怒ったような顔で
「個人医に診てもらったところ、お前は栄養失調や過労であまり良い状態ではないらしい。無理して動くな。」
「で、でも仕事が、!」
「仕事よりも自分の体を優先しろ。体がダメになったら元も子もないだろ。」
ぐぅのねも出ない。その通りだ。俺がこれ以上何も言わないのを察してか、
「…少し強い言い方をしてしまって悪かった。俺は班長さんには自分を大切にして欲しいんだ。」
「いえいえ…自分を大切に、ですか、」
自分を大切にする、とはどうすれば良いのだろうか。今まで1度も自分が大切な人間であるなんて思ったこともないし、大切にしたこともなかったためよくわからない。
悩んでいると隣で俺を静かに見ていたマフィアさんが突然思いついたかのようにぽん、と手を打つと、
「班長さんが自分を大切にできないのならおれが大切にしてやろう!」
と言った。
え、?は??俺は困惑した。そもそも俺たちは喫煙所で少し話した程度だよね?そんなやつにそこまでする必要なくない……?
「な、なんで……、?」
「ン?」
俺は思ったことをそのままマフィアさんに伝えた。するとマフィアさんはへにゃんと笑って、
「どうやら俺は君に一目惚れをしてしまったようなんだ」
と照れたようにそう言った。
その顔が妙に可愛くて色っぽくて俺はもう一度起き上がって、今度はマフィアさんに抱きつく。
マフィアさんは俺の行動に驚いていたようだけれど、嬉しかったのか俺の頭をそっと撫でていた。
壊れ物を扱うかのように優しくされるので、少しむず痒かった。
俺は顔を真っ赤にしながら震える声で、
「おっ、俺も…一目惚れ、しました」
そう告げるとマフィアさんは驚いたようにかたまってその後にすごく嬉しそうな顔をした。嬉しそうな顔をしたと思えば今度は目に涙を浮かべている。
このひとの感情は忙しいな、なんて思う。
「おれ、うれしいっ…!」
「俺もです、」
まだ一目惚れだからお互いのことは全然知らないけれど、なにか惹かれるものがあった。それは顔かもしれないし性格かもしれない。もっと言えばそれは言葉では言い表せないほどの深いものかもしれない。
まぁいいや。お互いのことなんてこれから知っていけば良いのだ。
終わりです。何が書きたかったのか自分でもよく分かりません。ジェットコースター並に早い展開で申し訳ないです。如何せん小説を書くのが久しぶりなもんでして(言い訳)ということでお詫びと言ってはなんですが、付き合ってもうちょっと経ってからの話をかいてみました。
嘘ですお詫びなんかじゃなくて書きたかったから書きました。良ければ見てってください。
ガシャン、ガシャンと機械音が鳴り響く工場で、黙々と作業を続ける。それにしても最近マフィアさんはこの工場に来てくれない。元々お互いを知る前も高頻度できていたわけではないらしいが、俺と付き合ってからはほぼ毎日この工場に顔を出してくれていた。まぁ、マフィアという仕事柄突然忙しくなるなんてことはよくあると思うし仕方がないのはわかるが、少し、いやかなり寂しさを感じている。多分もう1ヶ月ほど会えていないと思う。
今日は仕事が早く終わった。珍しいこともあるものだ。まだ近くのスーパーが開いていたのでそこで大量の酒を買って家に帰る。
今日はヤケ酒だ。
それにしても重かった。あの単純作業なんかで筋肉もつくわけがなく逆に落ちていくばかりで久しぶりに持った重いもので俺は疲労してこのまま寝てしまおうかと思ったが今日はやけ酒すると決めたのだからと、のっそりと帰宅してすぐ倒れ込んだ玄関から起き上がる。
「……ひぐっ、グスッ、」
「…………うぅ、……ズビッ」
俺は酔っ払うと泣き上戸になるのである。これが可愛い女の子であったらみんなで囲んで慰めるであろうが、成人男性ときたらきっとそんなことはされない。第1に自分の部屋で1人やけ酒をしているのである。誰も寄り添ってくれる人間などいない。急に虚しくなってそろそろ寝るか、と電気を消そうとした時、玄関からガチャガチャと音が聞こえた。合鍵を渡しているのはマフィアさんくらいだからマフィアさんだろうか。まぁ強盗だったとしてもこの家には盗む価値のあるものなんて何も無いのだから別に怖くはないのだけれど。
というか、何をそこまで焦っているのだろうか?
俺は玄関へ向かうとゆっくりと扉を開けた。
すると飛び込むようにマフィアさんが俺に抱きついた。
この貧相な体では受け止められずよろめきながらなんとかマフィアさんを支える。
「あっつ!!!!?」
飛び込んできたのを支えるのに必死で気づかなかったがマフィアさんの体は尋常じゃないほどに熱い。
「はあ、…はぁ、」
妙に息が荒い。
「え、大丈夫ですか??」
さっきの酔いなんてどこかにふっとんでしまった。
とりあえず抱えるのは無理なので引きずってなんとか部屋の中に入れる。
なにがあったんですか、と口を開いた瞬間に口の中がば、と熱くなる。目の前にはマフィアさんの顔があってこれはキスをされているのだ、と遅れて気づく。
「ん、むぅ…♡んん、……♡♡」
「ん、……ふ、♡」
それにしても本当に熱い。脳みそが熔けてしまいそうな程に熱い。くちゅくちゅという音が俺の興奮を煽る。
俺がマフィアさんの腰に腕を回すと、ごり、と何かかたいものが脚にあたる。
「ぁん、っ♡♡」
「……えっろ、」
俺はマフィアさんのベルトをカチャカチャと外してズボンを脱がせると彼のパンツは先走りでぐちょぐちょになっていた。パンツの上からはむ、と彼のブツを咥えるといっそう高く喘いだ。
数分そうしてはむはむとしていると上から物欲しそうな顔でみていたのでパンツをゆっくり下ろしてやると彼のモノはこれでもかというほど反っていた。亀頭に軽く口付けをしてゆっくりと口の中へ入れる。先端部分を舌で軽く遊んでやると眉間に皺を寄せて快楽に耐えるような表情をしている。それが酷く妖艶で堪らなくなって、舌で裏筋をすーっと舐めてやると今度は声が抑えられなくなったのか可愛らしい声で鳴いていた。片方の手ではたまを揉んでもう片方の手では輪っかを作って彼の竿を上下する。
「あぁっ…ん、♡やぁっ、♡♡イくっ……♡」
本当にイきそうなのだろう。彼の竿もどくどくと脈を打っている。最後にじゅっと先端を吸ってやれば彼はビクッとして俺の口の中へ射精した。それを俺がごくん、と飲み干せば彼は驚いていた。その瞳の奥がまた熱くなるのを感じた。
風呂に入るか、と立ち上がろうとするとズボンの裾をひっぱられる。何かと思い彼の方を見るとふいっと目を逸らされた。なんだよ、と思いながら彼のブツに視線をやるとなんとまだ萎えていなかったのである。
「え?」
彼は真っ赤な顔をもっと赤くして
「…ぃ…て…ほしぃ…」
すごく小さな声で囁かれたそれは俺の耳には入らなくて、もう1回、と聞くと彼は叫ぶようにして
「抱いて欲しいっっ!!!」
と言った。
「俺も抱きたい…、」
「っ!じゃあ!!」
「でも、ゴメン。」
「、?」
「俺、酒飲んじゃったから勃たない、」
「は、?」
終わり。
ごめんなさい。力尽きたんです。続き書いてくれてもいいんですよ。クッソー班マフィ設定全然使えなかったよーー!!!!一応これは一カラなんですね。話の中で説明する場面入れようと思ってたんですけど忘れてました。これはマフィアさんがお仕事中に媚薬を盛られちゃったっていう話です。