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rkmm
⚠︎︎ 不穏
⚠︎︎ 殺し屋パロ
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mm side
私は命令されたら動く組織の犬だ。小さい時に組織に保護されてからは期待に応えることが恩返しだった。その結果私は使い勝手が良いただのコマとしてしか認識されなくなっていた。
そんな組織が嫌で逃げ出そうともしたけど、待っているのは拷問だけ。組織からは逃れられない。
今日もいつものように仕事を任された。今回は殺しじゃなくて拉致だった。私が入っている組織と対立している組織の情報を持ってるやつだそうだ。此方に裏切ることは事前に言っているらしい。これのせいで抗争になんてなったらたまったもんじゃない。
『 貴方が 、 情報屋さん? 』
「 、! あぁ、そうだ!早く早く俺を助けてくれ 、! 」
『 … 、 わかりまし … 』
彼に返事を返そうとしたその時だった。彼が後ろから打たれたのだ。私が呆然と立ちすくして居ると彼を殺したやつから話しかけられた。
「 …… 。 情報屋は死にましたけど 。 どうするんですか? 」
彼は殺しをしたとは思えないほど冷静だった。何を考えてるのか分からない口振りで私に話しかけてくる。
「 貴方は結構上の人間ですね 。 いいんですか?こんなヘマしたってバレたら最悪殺されますよ 。 」
『 … 、私が上の人間に見えるんですね 。 私は使い勝手の良い犬です 。 殺されるならさっさと殺されたいですよ 。』
その時彼が此方を羨ましそうに見た。なんだろうと思いつつも私は早く殺してくれと頼む。
「 貴方を殺しのはいやです 。 」
『 は? 私は任務を失敗したんですよ 。 組織に帰ってもどうせ殺されます。だったら今ここで死んだ方がマシなんですよ 。 』
「 貴方うちに来る気ないですか? 」
彼から出た言葉に私は驚いた。彼はきっと上の人間だ。でなきゃ誘うことなんて出来ない。
『 そ、そんな事したら私に待っているのは拷問です 。 絶対に死ねない地獄の拷問なんです 。 』
「 俺が守ります 。」
その言葉に私は初めて心を動かされた。止まっていた心臓が動くような心地よい気分。私は彼の誘いに乗ってしまったのだ。
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「 そういえば貴方の名前はなんですか? 」
『 mmntmrです 。 』
「 mmさん 。 俺はrkです 。 」
『 rkさん 、 お願いします 。 』
私は裏切ったら死ぬのに 。 どうしてrkさんはこんな笑顔なんだろう。rkさんの組織に入られなくても私はこの人の隣を歩いて居たいと思ってしまうのは恋なのでしょう。