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一週間前に、オーストラリア連邦の化身の、オーストラリアに仕えてるドールの颯太に「お泊まり会しようぜ!」って、言われてとうとう、お泊まり会の日が来た。
お泊りする家はjeの恋人の炎吉、まぁ、jeは愛称の吉で呼んでるど、その吉の家。正確に言うとちょっと違うけど、気にしない、気にしない。気にしたら負け〜!
 そんな事を考えながら平均よりちょっと気温が高いブリテン島に来て、吉の家に向かっていると、相変わらずピシッと着こなしている紺色のスーツ姿の吉が見えた。
 吉の姿はいつも通り、絵になる。又、吉の絵、描きたいなぁ。
 吉が何か、独り言を言って悲しそうにしているのが遠目だけど、なんとなく分かる。
 心配になって駆け寄りながら声を掛ける。
 「吉〜!」
 バッと飛び付いて吉に抱きつく。
 「Bonjour!」
 満面の笑みで挨拶をする。そうすると、吉はそっと優しく微笑みながら、挨拶を返してくれた。
 「Hello.仏華」
 吉はカバンを持ってるから、買い出しでも頼まれたのかな。