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sans「カキカキ」
霊夢「何書いてるの?」
sans「日記、香霖のところに行ったら見つかってな。」
霊夢「なるほどね、だから今日記付けてるのね。なんて書いてるの?」
sans「教えるとでも?」
霊夢「いや、」
sans「ふーん、さて、日記書き終わったし、閉まっとくか」
霊夢(多分これ、魔理沙とか見そうね)
sans「これで大丈夫だな」
霊夢「さて、もう遅いし寝るわ」
sans「最近夜早くないか?」
小説の都合だ。気にするな
sans「黙れ」
サーセン
霊夢「zzz」
sans「もう寝てるよこいつは、オレは散歩でも行くか」
テクテク
魔理沙「…よし今、sansはいないな。日記の中身見ようっと。おーい霊夢」
霊夢「ん?もう朝?」
魔理沙「いや違う」
霊夢「じゃあなんのために起こしたのよ」
魔理沙「なぁ霊夢、sansの日記見たいと思わないか?」
霊夢「確かに気になるけど、そのためだけに起こしたの?」
魔理沙「うん」
霊夢「はぁ、しょうがないわね。あのふすまに閉まってたはずよ。」
魔理沙「ここだな、あ!あったぞ」
霊夢「中身見るとするわね」
魔理沙「おう!あれ?開かないな」
霊夢「え?えーと何々?鍵かかってるわね。」
魔理沙「あ、そういやこの日記の奥に鍵があったはずだぞ」
霊夢「じゃぁそれで開けるわよ」
カチャッ
魔理沙「お!開いた」
霊夢「さて、なんて書かれてるかしらね。」
魔理沙「最初のページから見るぞ」
△月□日
タイムラインの研究をした結果、タイムマシンを作るのに、成功した。
これで、未来、昔の世界に移動することが可能になる。
さらに、すべての世界を移動することにも成功した。
色んな並行世界に言ってみたが、あまりにも最悪な世界が多かった。
そして何かしらの不具合があったのか、見たこともない世界に行ってしまった。
魔理沙「最初からやばいな」
霊夢「何がどうなってるのよ」
魔理沙「だから、sansに似てるやつを知っているんだな」
△月○日
大変なことが起きてしまった。
魔理沙「え?」
霊夢「どうしたっていうのよ」
自分がどこの世界なのかを忘れてしまった。
どこに戻ればいいんだ?
△月☆日
リスクのおかげで元の世界に戻ることができた。おまけに電話番号まで教えてくれた。
だが、感情を失ってしまった。この先どうすればいいだろうな。
自殺を試みるが、フリスクによって止められてしまい、キャラクターを演じる仮面になってしまった。
だが、感情を失うのは決して悪いことではない。白い椿も、愛情や親しみを失えば腐って枯れてしまう。
△月◎日
モンスターは使者を送った。王様が無事なのか、調べるために。
その結果、使者は帰らず、通信は切れてしまった。
彼らモンスターはこれは人間による巧妙な陰謀だと考えた。
「平和条約は俺らモンスターを油断させるためか?」
と言ってるやつもいた。
だが、彼らは真実を知らない。
それにより、オレは彼らの驚異となり、裏切り者となった。
ときに信頼は人を苦しめるものとなる。
魔理沙「バタン、よし、見なかったことにするぞ。」
霊夢「同感よ、一瞬ホラーに見えたからね?」
魔理沙「よし、元の場所に閉まってっと。というわけで、私は帰るぜ」
sans【勝手に見た挙げ句、見なかったことにし、逃げるのか?】
2人「!!」
魔理沙「いや、えーと」
sans「ま、それ偽物だけどな」
霊夢「え?」
sans「本物はこっちだ。あれはデタラメに書いたものさ」
魔理沙「な、なぁんだ」
sans(ま、ホントはあれが本物なんだけどな)「ところで、なんでオレの日記を見たんだ?」
魔理沙「あ、」ビュー
sans「あっ逃げた」