テラーノベル
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「康二くんが……そんな……」スピーカーから流れた無機質なアナウンスに、ラウールはその場に崩れ落ちた。しかし、悲しむ暇さえ与えられない。
『ミッション発動。施設内に隠された7つのブロックを、45分以内に入り口の箱へ入れよ。失敗すれば、全員即座に処刑する』
「やるしかない……! 康二の死を無駄にすんな!」
目黒の声に、5人は涙を拭った。阿部、目黒、ラウールの知性派チームと、深澤、渡辺の絆チームに分かれ、通信機越しに連携を取る。壁に刻まれた難解な記号のヒント。それを阿部が瞬時に読み解き、次々とブロックを回収していく。
だが、最後の2つが見つからない。残り時間はわずか14分。
「……待って。この図形、鬼の現在地と重なってる。嘘だろ……」
阿部の震える声が無線に響く。
「残りのブロック、照たちが持ってる……!」
5人は決死の覚悟で「鬼」の元へ向かった。佐久間が持つブロックは、阿部の巧みな誘導作戦で隙を突き、目黒とラウールが奪取に成功する。
しかし、問題はもう一人――最強の鬼、岩本照だった。
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