私は小さい頃からある夢を見る。それはとある王国の男の子との夢。何故かは分からないがとても懐かしく感じる不思議な夢。高校生になった今でもよく見ている_。
とある日の朝_。
「玲奈ー!おはよー!」
声をかけてきたのは幼なじみであり親友の莉乃だ。
「莉乃!おはよ!今日いつもより教室うるさくない?」
「聞いた?今日転校生来るんだって!」
「えー!まじ?!どんな子なんだろ?」
「噂ではイケメンらしいよー!」
どうやらクラスが騒がしいのはそのせいらしい
「みんな席につけー」
と言いながら先生が教室に入ってきた。その後に続いて男子が入ってきた。その男子を見た瞬間、玲奈はびっくりした。なぜなら夢の中に出てくる男の子に雰囲気が似てるのだ。だが確信はなく気のせいだと思うことにした。
「今日は転校生が来てるぞー!じゃあ、自己紹介して」
「小鳥遊 裕翔です。よろしくお願いします。」
小鳥遊くん…綺麗な子だな。そう思っていると転校生と目が合った。するとこちらに近づいてきて玲奈に向かってこう言った。
「お前…どこかであったか?」
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