空に消えた吸血鬼
あれから1ヶ月
(女王先生)「38.5℃…帰れ?高倉」
(オカ)「おっふ…高ぁ…」
保健室
(女王先生)「おま、なんで学校来たんだ?ダメだろ病院行け?」
(オカ)「朝は微熱だったんですって。今日課題出す日だったから、とりあえず出しにきたんすけど…」
(女王先生)「担任に言って親に電話しとくから。早退しろ?」
(オカ)「…はぁい。」
病院行くか…
「マイナンバー持ってきてたかな…」ゴソゴソ
カシャーーン…
(女王先生)
「高倉、なんか落としたぞ…っって、
おい!!それどこで手に入れた!??」
(オカ)「…?いちお、預かりものです」
なんとなく御守りで、カバンに入れて持ち歩いている、ヴラドのロケットペンダント…
(女王先生)「それ、気をつけろよ?」
(オカ)「……?はい」
何を気をつけるんだ?
「じゃあ、帰ります。さよならです。」
(女王先生)「…おお。」
「…高倉、本当あいつ、何者なんだ?」
(オカ)電車使って病院行くか?
でも、前チカンにあってから乗ってない。
「近くの病院でいっか」
あぁ、、頭痛い…ムカムカする…
インフルとかかな…
そいや、朝ごはん食べたっけ?
昨日は月曜だったのに間違って邪視が出てきて闘った後、、
あれ?夜食べたっけ?
まず、ご飯食べるか、、、
「コンビニ……」
フラッ
あ…転ぶ…
《ダイジョウブ?タカクラ》
ガバッ
(オカ)「……………んあっ!!??」
あれ?
(オカ)「ここ、どこ?」
キョロキョロ…
(オカ)「……公園?」
さっきまで校門のところに居たのに、数キロ先にある公園のベンチに座っていた。
(オカ)…ジブン、どうした??
あ、でもなんか、、身体が軽い…!
「あれ?頭痛くない………熱は、、まだ少しありそうだけど…」
体調がよくなってる。
なんでだ?
夕方 綾瀬宅
火曜日
(モモ)「…おめぇなんで来た、オカルン」
(オカ)「とりあえず火曜日だったので来ました、が、早退した身です(エヘ」
(ジジ)「邪視のアポチンが昨日フライングしたのに、、、2日連続だと、オカルンが死んじゃうぅ…😭」
(モモ)「とりあえず、寝ろ?な?」
(オカ)「…はぁい」
2階の客間で横になるオカルン
別に大丈夫なんだけどな…
微熱みたいだし。
あ、、そういえばこの部屋…
ヴラドと過ごした部屋だ…
(オカ)
「ヴラド、マリーさんと会えたのかなぁ…」
くんくん…
「ハァ♡……キス…気持ちよかったなぁ…」
※モモから服借りました↑
《ゴハン、タベマショウね?タカクラ》
え??
トントン
(ジジ)「オカルン?入るよ?」
ガチャ
(ジジ)「…………あれ?いない?」
あれ?
キョロo(・ω・= ・ω・)oキョロ
「なんで……いない…の…?」
クスクスクスクス
ん?笑い声…?
上…?
ストン!!!
(ジジ)「!!!!!!!!????????」ギャア!!!!
て、天井から、、、、?!
「て、、、、、天使が降りてきたぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
満面の笑みを浮かべたオカルンが降りてきた。途端にジジに抱きついてきた。
ギュゥゥゥ♡♡♡
(ジジ)「はぁぁぁぁぁ、、何これ?何プレイ?
オカルン、忍者みたい❤どうやって天井に居たのぉ?」
(オカ)『…ジジぃ?…キスしよ?』
(ジジ)「………………」
キューーーーン❤❤❤
(ジジ)「はい、喜んで♡♡♡♡♡♡♡」
(オカ)ハムン…♡ チュゥゥゥ…♡
ハムン♡ハムン♡チュゥゥゥ♡♡♡
んぁ♡チュゥゥゥ♡♡
ジュゥゥゥゥゥゥ♡♡♡♡
「ジジぃ…もっと♡もっと♡もっと♡食べたい♡」
(ジジ)
おっふ…やばい、やばい、やばい
なんだなんだ??なんでこんな今日かわいいの??いや、毎日エブリデーかわいいよ?かわいい、、でも今日は格段にかわいい…♡
はれ???
ちから、、、抜ける……
おろろろろろろろ…????
こてん。
Zoo… Zoo…
(オカ)
ゴソゴソ…ムクッ
ペロッ
『プハァ……ゴチソウサマ♡』
ガチャ…バタン
とっとっとっ
綾瀬宅 1階 居間
TVを観るモモ
(モモ)「…帰ってこないなジジ…」
ニュース…
今日の昼頃、路上で若者が3名失神…
皆、命に別状はない…
皆、その時のことを覚えていない…
(モモ)「これ、うちの高校の近くじゃん!」
こえぇ…なんだ?殺人ウイルスか??
とっとっとっ…
(モモ)「ん?」ジジ?
ぴょこ
(オカ)『綾瀬さん♡』
(モモ)「あれ!?オカルンの方か!!
大丈夫?熱は下がった……って…あれ? 」
(オカ)『ぎゅうっ♡ってしていい?』
(モモ)え!?あ、いや、え??!!
「あっちょっ!?こ、心の準備が……
う、、うん♡い、いいよ…♡」
ぎゅうっ♡♡♡♡♡
はやっ!?オカルンはやっ!
(モモ)「どうした?どうした?こんな積極的だったか?!」
(オカ)『綾瀬さん?キスしていーい?』
(モモ)ひょえ~~~~~~~💫💫
喜んでぇ~~~~~~~~♡♡♡♡♡♡
「イェス♡」
(オカ)
ハムン…♡ チュゥゥゥ…♡
ハムン♡ハムン♡チュゥゥゥ♡♡♡
んぁ♡チュゥゥゥ♡♡
ジュゥゥゥゥゥゥ♡♡♡♡
『綾瀬さんの、甘いねぇ♡クセになりそ』
(モモ)あぁ、、、、も、ダメ♡♡
きんもちいぃ~~♡♡♡
くたぁ~~💫👼キュ~~~✴
(オカ)『ありゃ、気絶しちゃった』
チェッ( ・ε・)
(邪視)《おぃ、ヴラド!》
(オカ)『……!』スンッ…
ぴょこっ
邪視が降りてきた。
(邪視)「おまえ、こっちにまだいたのか?」
ヴラドは オカルンの姿のまま話を始めた。
(オカ)
『ハイ。ワタシ、まだ罪を償いきれていないので…死後の世界へは行けません。身体は捨て、 ペンダントに入ってタカクラを見守ってイマシタ』
『いやぁ、、、、このコ、ムリしかしませんね?全く生気が残ってなくて…むてっぽう?ていうんですかね、日本語デ』ビックリ
(邪視)「じゃろ? バカじゃろ?」
(オカ)
『倒れる寸前ダッタので、町の皆さんやジジさん綾瀬さんから少しずつ生気をイタダキマシタ。たぶん、一時は大丈夫カナ?』
(邪視)「がはは、、我のも食べるか?」
(オカ)…たぶん…
「………ムリ、死んじゃうっ」
『…ってオッシャッテマス。』
(邪視)「うぬぅぅぅぅ!イヤじゃあ~! 我もぉ~あ~げ~る~の~じゃぁぁぁ!!」
アラララ、、
(オカ)『…タカクラの姿のまま、ワタシが相手しまショ?』
ハムン♡
チュ♡チュゥゥゥ♡
(オカ)「では♡邪視の生気、いただきますネ♡」
(邪視)「がはは…タカクラはかわいいし、ヴラドは面白いヤツじゃから好きじゃ♡
沢山生気を 注いでやる♡」
チュウゥゥゥ♡♡♡♡♡♡♡♡
ハムン♡♡
『…あン♡♡』
チュンチュン…
…ん、………
(オカ)「ん~~~!よく寝たぁ~!」
はぁ!清々しい~~~(*´∇`)!
「はぁ~♡久しぶりだなぁこんな寝起きいいの♡」
て、、あれ?
朝???
ここ、綾瀬さんち??
モゾモゾ…
(ジジ)「んー…ん?」
(オカ)「…あれ??ジジ?」
(ジジ)「ん、、、オカルン??」
(2人)「ん?ジブン(俺)達、 一緒に寝た…??」
キョロo(・ω・= ・ω・)oキョロ
ふ、、服は…着てる…ね?
お互いの首の至るところに
キスマークが……
(2人)『え…寝ながらヤっちゃった?』
ヒィ~💦
(オカ)でも、どこも痛くないよね…
(ジジ)うん、、むしろ清々しい…
(2人)『………んん??』
おわり
お付き合いいただきありがとうございました❤(*・ω・)*_ _)ペコリ
初、本人ら無視して、取り憑いてる同士でイチャイチャ(笑)
オカルン、ジジ、記憶なし🤣
完全に憑依しちゃったらこれ↑ですね。
かなり陽キャになるのでご注意ください⚠
吸血鬼がわしの中で増殖中🤣
あー楽し(笑)
また描きます~ばいばい♡
コメント
9件
オカルン可愛いしエチだし、3回くらい死にかけました笑 しばさんの小説、面白かったり、可愛かったり、かっこよかったり、頭がついて行きません笑 最高です!
なっはぁ…😇😇😇エッッッッッッッッッロ() オカルン…わしの生気も吸ってくれ…いやむしろ死なせてくださひ (?) 邪視の顔が か゛わ゛いぃ゛ぃ゛(限界オタクになった?)
こんばんはー(*ˊˋ*) オカルン吸引力ダイソンですね笑 邪視もイチャイチャしてずるい🥺 私も吸って欲しい笑