テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
生徒会長の机の上で。制服の乱れを直すのもそこそこに、氷室が机の資料に手を伸ばす。
「……さっさと片付けて帰る。まだ仕事残ってるし」
立ち上がった途端、視界がグラつく。わずかに揺れた体を、蓮がぐいっと腰を掴んで支える。
「お前マジで危なっかしい。」
耳元で低く言われ、氷室の眉がぴくりと動く。
「後、腰細すぎ。ちゃんと食べてんの?」
「お前に心配される筋合いない。」
ツンとした声が返る。だが、腰に添えられた手が離れない。むしろ――
「まだそんなに元気なんだね。」
そう囁くと同時に、蓮の手が強引に制服の下に潜り込む。
「っ、や……また……っ」
「途中だったろ。」
氷室が言い返す隙もなく、机に押しつけられた身体が再び熱を持ち始める。さっきまでの痕跡がまだ生々しいまま、蓮の指が奥へ入り込んでくる。
「ん゛っ、あ……っ、ぁ、や……っむりっ」
「無理とか言っても、ここ……ゆるゆるじゃん?」
くちゅ、ぐちゅ、といやらしい音が部屋にこだまする。指の動きが深く、強くなり、氷室の膝がわずかに震えた。
「やだっ、ま……だ……ふ、ぅ、っんあ゛っ!」
「じゃあ、やめようか?」
「……っ、やりたいなら…いいから……」
言い捨てるような声に、蓮が口元をゆがめた。
「え、やけに素直」
腰を押し上げ、背後からゆっくりと押し込む。
「っんあっ♡あっ…んう゛〜あっあ゛〜♡」
「……泣き顔、見えないの残念。……今度は鏡の前でやってみる?」
「っも っ……しね……っ! お前マジでっ……あ゛っ、んぅっ……!」
腰を掴む手の力が増す。奥を何度も突かれ、氷室は机に爪を立てながら声を噛み殺した。
「やっぱ…こっちの方が好きだよなぁ、お前」
「うる……さいっ……っ、んあっ、ぅぅっ……ば、か……っ!」
喉の奥で詰まった声が濁音まじりに漏れていく。後ろから突き上げられるたびに、意地も言葉も蕩けて崩れていく。
「そっか。じゃ、もっとイかせてやる。」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!