入ってきたのは
カナエさん……ではなく、妹のしのぶさんだった 。
「貴女が姉さんの言っていた人ですか 。」
「突然ですが、これから貴女は、二択の選択をしてもらいます 。」
…、えっ あっ、そういう感じ、?!
何言われるんだって身構えてたのだが、…
「1つ目はそのまま家に帰る 、 2つ目はここに残る、です 。」
へ………? 混乱していると、
「まあじっくり考えておいてください 。
それは貴女次第ですので 。」
バタリ 。
「あっ、ちょっ!」
強引っぽい人だなぁ…、。
まあ答えは1つしかないんだけど。
帰る家なんて何処にもない 。
カナエさんも詳しくは知らないのだろう 。
うちの家庭の事を 。
家はグチャグチャ 。
ゴミしかなくて、 ご飯はなんだろ 。残飯?
母親は出て行ってて 。父親は酒臭い息吐いて暴力 。
元々父親は3年前に死んだ 。
だから兄妹の分も人生悔いなく生きなきゃ後悔する 。
自分にとって正しい選択をする 。
だから私の答えは1つだ 。
そして落ち着いたらでいいから話してと言ってくれたカナエさんにも 伝えに行こう 。選択のことも、過去のことも 。
そして、私は私なりの人生、頑張るよ。
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初めての夢小説!頑張ります💪🔰