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こんにちは!もしくはこんばんは!あとおはようございますかな。
どうもいるかです!私太中が大好きすぎて授業中(多分)妄想でにやにやしてるはたから見たらヤバイ人です!めちゃくちゃ腐女子ですね!はい、とまぁ自分語りはこの辺にして、
《注意》
太中?(多分…え、太宰さん出てきてないんだけど…)
バレンタイン当日じゃないよ
初投稿
地雷さんは回れ右です!
てかもうホワイトデーなるやろ。
俺は今、割と本気で悩んでいる。
太宰と出会ってから、早いもので、もう5ヶ月ぐらい過ぎただろうか。その間に俺は太宰にすっかり絆されてしまっていた。
「あ”~~くそっ」
いつも平気で遅刻してくるし隙あらば嫌がらせしてくるし不法侵入して人の酒勝手に盗んでるようなやつだぞ!?そんなやつ…
「何で好きになっちまったんだよ…」
はぁ、まぁ俺が悩んでるのはこのことじゃない。いや、このことも十分悩みのたねなのだが、今は結構仕方の無いことだと割り 切っている。
しかし、問題はここからだ。
「あ!中也!」
振り向くと、スカートをなびかせた可愛らしい少女がこちらに走ってくるのが見えた。
「どうしました?エリス嬢。」
「中也は甘いもの好きだったわよね?」
「ええ、好きですが…何故そんなことを?」
「だってもう少しでバレンタインじゃない。」
そういえばもう2月だ。仕事と太宰でイベントごとなんてすっかり忘れていた。
「だから中也にチョコあげようと思って!」
「ありがとうございます。では、楽しみに待っておきますね。」
俺がそう言うと、エリス嬢は無邪気に笑って走って行った。
もう2月…速いもんだな。ついこの間年が明けたばかりな気がする。にしてもバレンタインか…俺にはあまり縁の無いの無いイベントだったが…今年は…太宰にでも渡してみるかな…
というわけで、どんなのを作ろうかレシピ本を開いたはいいものの、俺の料理スキルは皆無だ。どれも作れる気がしない。
「どうしたもんかなぁ…はぁ…」
渡したいが…渡すからには下手なものは作れない。
「ため息なんぞついて、悩み事かえ?」
「…っ!あ、あああ姐さん!」
びっくりした。死んだと思った。
「急に驚かせないで下さい。」
「すまんのう。一応声はかけたのじゃが、やはり聞こえておらなんだな。」
上品に笑って言った。
「えっ」
「よほど真剣に考え事をしていたようじゃな。その本から察するに…バレンタインのことかえ?」
「え、ええ…まぁ、そんなところです。……実は、バレンタインにチョコを渡そうか迷ってる相手が居るんです。ああ!勿論部下にですよ!日頃の感謝を込めて…」
危ねぇ、姐さんならアドバイスくれるかと思ったが危うく好きな相手が居るとバレるとこだったぜ。
中也はあい変わらず愛いのう。私や鴎外殿はもとい、部下にまで太宰に対する気持ちは筒抜けだというのに。
「ふふっ、では、いっそのことチョコを渡してみてはどうかえ?」
太宰も喜ぶじゃろうし。
「ですが姐さん…その…俺はチョコ作れなくて」
「そんなの気にすることはない。妾が教えてやろう。」
「いいんですか!?最近忙しそうですが…」
「いいや、何も問題はないぞ?バレンタインまで丁度一週間じゃ。練習期間はたっぷりあるのう。 」
「ありがとうございます!」
「中也よ。この後時間はあるかえ?」
「ええ、あります。」
「よし、では早速やってみるかの。」
それから、エリス嬢に不自由がないようにと、首領がポートマフィアのビルに備え付けたキッチンに向かった。
「では中也よ。まず、チョコを溶かして固めるところからしてみようぞ。」
そういうと、姐さんは何故かボールを取り出した。しかも鍋に水を入れて加熱し始めた。
「姐さん?何してるんです?」
「おや…ふふっ、ここまでなにも知らんかったとはのう。中也。まずチョコを溶かすときは鍋の湯にボールを入れて、その中にチョコを入れるのじゃよ。」
「なるほど…?」
「まぁやってみるのが一番じゃな。鍋の水も温まってきたし、チョコを入れるのじゃ。」
チョコを入れてみて少したつと、段々溶け始めた。
「おおっ!」
「いい具合じゃ。では、型に流し込んで見てごらん。それから冷蔵庫に入れて固めるのじゃよ。」
「はい!」
「す、すげぇ…」
冷蔵庫から取り出すと、くまや猫などの可愛らしいチョコがあった。
「完成じゃ。まず、一歩目は踏み出せたの。」
「ええ、この調子でいけば、俺でも作れるようになりますよね!」
「勿論じゃ。頑張ろうの。」
「はい!頑張ります!」
これでちゃんと太宰に渡せる。
タップお疲れ様でした!すごい中途半端。読みにくかったらごめんね。まあ初投稿なので許して下さい。出来れば次回に生かしたいので感想などもらえると嬉しいです!多少辛辣でも受け止める準備は出来ている…
次回はバレンタイン前日の中也の葛藤です。これバレンタインの話なのに全然行き着かない…