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第13話、読んでいただきありがとうございました!
今回はあとまぜ展開、あっとくん目線でお送りします!!
❤️「おい、まぜ・・・!!」
会議が終わって、けちゃが焦るように立ち去り、それをぷりが追いかけたのを見て、まぜは急に会議室を出ていった。
そして俺は今、まぜを追いかけている。
このフロアのオフィスはそこまで広いわけじゃないのに、このあとどこへ行くというのだろう。
まぜは、本当は会議終わりにけちゃに声をかけようとしたのかもしれない。
だけど、けちゃは立ち去ってしまった。
もしかして、まぜはけちゃのことになると臆病になるのか・・・?
俺の見えている現実は、俺の思考回路では理解できない方向へ進んでいく。
会議室に残っているちぐは、どんな顔してるだろう、、、。
アンプメンが大好きなちぐなら、この状況絶対病むよなぁ。
考えただけで頭痛がしそうだった。
まぜを追ってたどり着いた先は、事務所の倉庫。
ここは人目にあまり触れないところ。
まぜに続いて俺も倉庫の部屋へ入る。
💜「あっと、お前はなんで追いかけてきた」
部屋に入るなり、まぜは振り向いて、俺に問いかけてきた。
一見イライラしてるように見えて、自信がないサイン。
感情的になった自分自身を抑えるために、まぜはこの倉庫部屋に来たことを悟った。
本当に素直じゃないやつだ。
❤️「さすがに、まぜを放って置けない」
💜「俺に構うなよ」
噛み付くように、まぜの言葉が返ってくる。
❤️「ころんくんとも話したのに、まぜ自身が機会をなくしたら何も変わらないぞ」
(🐐「そういう時、僕はね、まずメンバーに受け止めてもらうことにしているよ」)
ころんくんがまぜに返していた言葉を思い返す。
自分の心の内側を話すことは勇気がいるし、できるようになるまで時間がかかるらしい。
そして、きっとまぜはまぜの中で闘っている、そう俺は信じている。
💜「けちゃおの様子、見ただろ。。。あんなに話すことを拒んでるんだ、もう俺はけちゃおと話さない方がいい」
目の前にいるまぜは目を伏せ、こうべを垂れていた。
その姿は、自信のなくなった一人の少年そのもの。
❤️「まぜ、それは、、、」
💜「俺に構わないで、一人にさせてくれよ、、、」
まぜの言葉に何も反論ができなかった。
けちゃの急いで会議室から身を引く様子は、明らかに、コミュニケーションを取ってくれそうにない感じしかしなかった。
そして、当の本人のまぜが一番ダメージを喰らっていた。
今のこいつには、俺の声はもう届かない。
これ以上、ここにいても、まぜを説得できる気がしなかった。
❤️「まぜ、お前がどう思おうと、みんなも、けちゃも、、、お前を待ってるからな」
俺はそう言い、まぜを残して倉庫部屋を後にした。
あっきぃ、ごめん。
まぜを戻せなかった。
戻すどころか、もっと離れてしまった。
心の中で俺は何度も懺悔していた。
あとがき
日によって、文の質が変動するのが悔しい汗
気づいた方が多いかもしれないのですが、各セリフに振っている絵文字は、本家様のオリ曲の歌詞割りをイメージしています。
最近のオリ曲の概要欄の歌詞を見ると載ってます!
私なりのちょっとしたこだわりポイントです📣🩷💜❤️💛💚💙🌈
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