テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
5,266
その日の夜の屋上にて
ゆゆ「あはは、遅れてごめんね」
角名「いや、待ってないよ」
この時のゆゆの顔色はだいぶ悪かった
なんでその時気づいて病室に戻さなかったのか
今更そんな後悔をしてしまう
ゆゆ「ごめんねぇあれでもお母さん心配してるんだ」
角名「いや、大事にされてるなって思ったよ」
ゆゆ「そっかぁ、よかった」
ばたん
そんな音を立てながらゆゆは倒れた
そこからゆゆは緊急手術室に運ばれた
ゆゆ母「なんであの子は屋上に出たのよ」
「ゆゆ、お願い、生きて」
ゆゆも言う通りゆゆは愛されているんだなあ
なんて事をぼんやりと考えていた
そこで医者が来て
医者「ゆゆさんのお母様とゆゆさんの友達ですね」
ゆゆ母「ゆゆはどうなったんですか!?」
随分取り乱してしまっている
そこで嫌な予感がした
当たるわけないなんてこの時はタカをくくっていた
医者「最善を尽くしましたが、今晩が峠かと」
この時いまいちわからなかった
今日を超えればゆゆはまたあの笑顔を見せてくれると信じていた
────────────
病室ではゆゆが苦しそうに寝ていた
角名「ゆゆ、ゆゆ!!」
何回話しかけてもゆゆは返事をしない
ただ苦しそうな息が聞こえるだけ
ゆゆ「っ,,,」
角名「ゆゆ!?」
ゆゆは目を少し覚ました
今思えば最後の力を振り絞っていたかもしれない
ゆゆ「りんたろぉ私もうダメだァ」
そんな事を言われてしまって悲しい顔をした
ゆゆ「そんな顔しないでぇ、私が悪いんだから」
ゆゆのせいじゃない俺がゆゆの体調変化に気づけなかったから
なんてことで自分を責めているとゆゆは言った
ゆゆ「出会った時から倫太郎の事大好きだよ」
これがゆゆと交わした最後の言葉
角名「,,,ああ俺も」
このことを言ったらゆゆは笑って眠りについた
これが俺とゆゆの最後だった
ゆゆは最後まで俺の事を考えてくれていた
俺は自分のことしか考えていなかったのに
ゆゆは俺がバレーを高校卒業後も続けることを応援してくれた
俺はゆゆが生きる最後の希望の手術をやれとは言えなかった
もし手術を失敗したら、二度と会えないと思ったからだ
俺は馬鹿だった
コメント
2件
角名くんの心情描けてるのめためた大好きですっ💖ゆゆちゃん愛されてますねっ😍