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第1話及説明を見てからご覧下さい
なんでもいい方だけどうぞ
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猿山side
様々な会話が飛び交う教室
いつもの様にドアを引く
猿山「お前ら〜今日は転校生が居るぞ〜」
と元気に言うと黄色い歓声が飛び交う
猿山「じゃ、入ってこ〜い、」
優しい笑顔を浮かべて廊下に待たせている転校生に問いかける
だが転校生が緊張しているのか廊下から動かない
猿山「……?ちょっとまってろ〜、」
そう言うと生徒達の落胆した声
だが聞こえないふりをする
ドアを閉めて転校生に駆け寄る
猿山「どうした?」
自分でも優しいように努めて転校生に問う
転校生からの返事はない
猿山「……と、とりあえず行ってみような?」
軽く頭を撫でると転校生は小さく頷いた
もう一度ドアを開けるとまた黄色い歓声が返ってきた
転校生を連れて教壇まで進む
鳥井「え、っと、鳥井…希です、」
声は小さいが緊張しているのだろう
だが後ろから
MB「先生〜、何も聞こえな〜い!」
嘲笑したように言う
MBが発した言葉に同調するように周りからクスクスと笑い声が聞こえる
猿山「あ〜…鳥井希だ、みんな仲良くしてやれよ〜」
鳥井「…先生、席って……」
遠慮がちに聞いてきた鳥井に
猿山「あ~…じゃああそこの席行ってくれるか?、1番後ろの窓側」
後ろの窓際の席を指さして笑顔で答える
鳥井「……分かり、ました……」
そして鳥井は無言で席に進む
MBG「よろしくね!鳥井君!」
鳥井「あぁ……うん、」
隣のMBGという女子が笑顔で鳥井に話しかけていた
よかった、仲良くなれそうだ……
そう俺は安堵した
だがそれは大きな間違いだった
コメント
2件
こういうけい大好きです