怪談

私達は

子供達を引き連れて。

家に入れた。

咲？…高倉さんの娘さん達だ。

おばさま？…

ほんとだ！

私は母の娘の咲です。

いろいろ聞かされた。

あなた？ほんとのこと全部教えて

私が羽田に嫁いでから、

世間話聞けなかった。

君は？

高倉さんの事、新聞社に聞いたわ。

惨殺な事件あったのね…

咲？。

何で教えてくれなかった…母さんも。

相葉さんも亡くなった。全部相葉の手の中に収めたつもりが、親父達も守りきれなかった。その後に宗教だろ…

にいさん…

早く手をさがして…

え？何？…

聞こえた？…

恵海が未だ成仏してない。

三崎さんに連絡した。

忙しいですか？高島優です。

美山さん～恵海の霊が…

親父は亡くなったが

母さんが

手を探してるってさまよう。

痴呆症？…

だと思います。弟の嫁もまいってる。

何か恵海のつけてた物ありましたら、

お寺に来てください。

供養します。

こちらも昔の叔母も出てる。

はあ？霊がさまようってあり得ませんが？…

---

皆がお寺に集まり。和尚に説明して

皆様の身の回りに愚が無いように。

三崎さんが身につけてた。指輪、

咲？…リラックスしなさい。

はい…

では皆様。眼を瞑り、深呼吸してください。

和尚の両脇に頭が浮かんだ恵海の顔、叔母の身体、

喝!

南無亜夢陀物、…

ケースの中に

叔母のケープ、

ｸﾞｯ…

一回り首が回ってた見えるって

口を結んで！

肩を叩かれた。

二度頭を下げた。

では振り向かずお帰りください。

はい…

ね…

口をふさがれた。

砦をくぐり抜け。

車に乗った。

子供達を見た。

泣いてた…

お父さんの物置いて来たかな？…

ありがとうございました。優さん。お父さんも。おばさまも寝れる？

妹だろ笑っ

三崎さんお疲れ様、

高島さんありがとうございます。何も知らない事、

最初から知ってる人いないよ。

淳君？

はい…

一緒住んでみるか俺の所で

これから俺達も父親、母親になるだろ。

…

咲？。

笑っ

明日病院に行ってみる笑っ

え？…