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⚠学パロ
⚠曲.少女レイ
⚠akfw
⚠死ネタ注意
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ある夏の日に起きた出来事。
確か、その日の放課後は君と一緒に
海に行ったんだっけな、
これでもか、と言うまでに鳴く蝉に
嫌気を覚えながらも波打ち際を
歩く君を見ていた。ふわふわとした髪、
綺麗な横顔、夏なのに真っ白な君の肌
俺は海岸に座って学校帰りに買った
サイダーを飲みながら君を見ていた。
そろそろ日も暮れて帰ろうと言うと
君はこくり、と頷いて
何事も無かったように踏切へと
足を運んだ。俺は頭が真っ白になった。
もう止めることさえも頭に無かった。
まだ電車が来ていない、まだ間に合う。
そう思って君の手を強く引っ張った。
けれど彼は微々たりとも動かなかった。
数秒後、鈍い音が響き君の姿は消えた。
その時だけ時間が止まったように感じた
泣きもせず、ただ君の血痕を見ていた。
周りへと視点を当てると、俺とお揃いの
キーホルダーが地面に放り投げられ、
かなり酷い状態になってちぎれていた。
俺たちが唯一お揃いだったもの。
修復不可能だな、とかどうでもいい事を
考えていた。絶対に今考えるべきでは
無いけど。いや、違う。俺が目の前の
現実から逃げたかっただけ。
逸らしたかっただけ。
どうして君は自ら線路に行ったんだろう
どうして俺だけを1人にするんだろ
色んな疑問が頭の中で渦巻く。
数分後、俺はようやく手を動かした。
君の血が付着した鞄を持って、
ボロボロになったキーホルダーを
俺のポケットに突っ込んで、
警察に電話をかけた。
俺は何人ともの大人と話して、
帰るのはすっかり夜になってしまった。
その日は金曜日ということもあって
早く眠りに落ちた。今考えると
人の死を目の当たりにして眠れるとか
普通におかしい。そんなことを考える
余裕もなかったんだろうな。
あまりその時の内容は覚えてない。
覚えていたくなかったから。
ただ、俺は君が狂おしいほど好きだった
ってことだけは覚えてる。
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コメント
4件
あまりこう言う形で 書いたことは無いのですが、 己の欲のため、頑張って 書いてみます。 なので、おかしな所はあると 思いますが、優しく見て 貰えたらなって思います。 語彙力を絞り出して 頑張らさせていただきます 良ければ、これからも見てください👀