「そういえばおま…カナラ」
「何ですか?」
「スーナはどうしたんだ?確か一緒に付いてくるって話じゃなかったか」
「あ~スーナか ハハハ」
スーナはカナラの相方のような存在でカナラとは対称的に物静かで周囲を気に掛けている
「いつものパターンだと思いますよ~
スーナって昔っから自分のこと後回しにしがちでよく体調崩すんですよ、衛生兵としてどうなんだって感じはしますけど」
そうこうしていると雑貨屋にたどり着く
「経費で落とすかどうかはこっちが判断するから、変なもの入れようとするなよ」
そう言い10万ラルトが入った財布を渡す
「あと店移動するときはどこ行くかちゃんと言えよな」
「じゃあケーキ屋に」「おいコラ」
「うぅ…ケーキ美味しそうだけど…しょうがない、自費で買うか~」
「お会計7800ラルトです」
「ウッ!!」
震えた手で財布から札を出す
「ありがとうございました〜」
「いっ…痛い 財布に」
(ん?あの人背中に弓背負ってる…珍しい あの形だと確か分解できるはず…変な人だなぁ」
コメント
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思ってることが気付いたら口から出てるタイプ