テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
白い光が段々退いていく。そして始めに視界に入ったのはひとっこ一人いない大自然。
「わぁここが異世界か!」
自分に見えなくとも目が輝いているのが分かる。
でも、
まずは食べ物と飲み物だろうか。喉が乾く前にまずみずが欲しい。といってもすぐに見つかるだろう。小川の音を聞けばいいし、食べ物も獣人の運動神経で狩をすればいいし、木の実を採ることもできる。
(まずは川を探すか。) 大きくなった耳を研ぎ澄ませて川の音を探す。小鳥の声の中にザーザーと流れる音を探す。チュンチュン、ピーピー、クークー、そんな声が聞こえてくる
(落ち着くな~) 思えばこれまでは画力が欲しいとか投稿できてないなとか色々追われる日々だった。
ザーと流れる音がする。これだ。急いでその方向に向かう。
「あった!」
思わずそんな声が漏れる。そこにあるのはとてもキレイな川で、キラキラと輝いている。
水面を覗くと黄色いケモが写った。
「これが僕!?」前世の僕は可愛くなかった。外に出ることもへって、恋愛なんて頭にはなかった。
それと、(異世界だからステータスとかあるかな)
「ステータスオープン」
目の前に青い浮く板が浮かび上がる
だいたい天使に言われたことと同じ。強いて言うならlevelが15なのと、スキルに《飲料水浄化》があるくらい。
「ふむふむ、飲料水浄化は自分が水を飲む時にキレイになるのか。」
とても便利だ
3話に続く
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!