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あるゴーストホテルの受付で

ある悪魔が思い悩んでいた 。



「 はぁ 、 “ …っ 、  」( 溜息


悪魔は昨日の出来事を思い出す度

息が詰まって顔が熱くなり 、 鼓動が早くなる 。

あの時の祓魔師は一体何を考えていたのか 、 …


「 近い内にまたされそうだな 、… 」


「 あんなのもう御免だ 、 」


祓魔師は今祓魔師の任務を果たしているのだろうか 、

いつも頻繁にちょっかいをかけてくるから暇かと思いきや結構大変そうだ 。


「 … ん 〜 、 」( 尻尾揺


尻尾で床を撫でるように揺らす 。

不貞腐れると尻尾を揺らす癖があるのは前から直らない 、

分かりやすい奴と思われたくないから直したいんだけど …


【 … すみません悪魔彡 。 】


「 … 、? 」


声がする方を見るとどうやら客らしき者だった 、

契約は既にしてしまっている 、契約を新たにするとなると 解約をしなければいけない 。

まぁそんな願い叶わないと分かっている 、

だからもう契約に興味は無い 、 それと共に客への興味も無くなる 。


「 受付ならあちらですよ 〜 。 」( 棒


慣れていない接客と敬語で少し棒読みになりながら

蜘蛛男が居る受付の方を尻尾と指で指す 。


【 あ 、 ありがとうございます ! 】


どうやら受付の場所がわからなかったらしい 、

見たことない顔だったし 、 初めて来たのか 。 …


『 君って接客係なの ? 』


さっき客が居た場所と反対側から嫌な聞き慣れている声がする 。

無視しようとも思ったがまた怒りに触れて 部屋に連れ込まれたら 、…

いくら悪魔だからって流石に身体が持たない  、


「 あの客が受付の場所分かんなかったみたいなんで教えただけ 、 」


『 契約は ? あの受付に居る蜘蛛から聞いたけど君 、 客が来ては  』


『 契約させようとしてたんでしょ ? 』


あの蜘蛛男なんて言う人物に僕の事話してるんだ 、…


「 契約を1つしてたら2つ目は出来ない 。 」


「 既にしている契約を解約でもしないと 、 … 」


『 へぇ 〜 、 そうなんだ 。  』


『 なら 、 今は僕が悪魔君を独り占めしてるって事かな ? ♩ 』


「 … そうなるけど 、  」


” 独り占め “ と言う言葉が少し引っかかったが 、

あの契約内容での契約なら否定は出来ない 、


『 … ♩ 気分良くなったし今日は良いや ! 』


『 また時間が空いたらね 〜 』( 手振


気分が良くなった 、 そう言って何処かへと行ってしまった 、  本当に自分勝手な祓魔師だ 。

気分が良くなったって 、 … 僕特に何もしてないけど 。

やっぱり何を考えてるか全くわからない 。





『 〜 ♩ 』


あの契約の話は初めて聞いた 。

軽く契約をさせようとしていたから2つ3つ出来るものかと思っていたが 、

まさか1つだけとはな 〜 、  早い者勝ちとはまさにこの事 、

勿論僕の玩具 ( 悪魔 ) は誰にも譲る気はない 。

手放すなんてもってのほか 。











ゴーストホテル輝茜 。

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