nkkr 誓い
nk「高校卒業しても彼女居なかったら、ずっと一緒に居て」
ずっと昔の記憶
俺ら以外誰も居ない花畑で誓った約束
kr「分かった!」
そう言った彼は
高校生になる前に彼女を作った
nk視点
中学三年の夏彼から「彼女ができた」と報告を受けた
きりやんは当時の約束なんて完璧に忘れていた
俺だけが取り残されている気がした
彼女が羨ましかった
俺の方が誰よりも長い付き合いなのに
俺の方が彼のことを知っているのに
俺の方が仲良いのに
なんで、俺じゃダメなの
高校の入学式で彼の姿を見つけ少し驚いた
まさか、同じ高校だったなんて
お互い志望校の話はふわふわとしかしていなかったからなぁ、、、
きりやんは俺に気づいただろうか
いや、いっそのこと気がついていない方が
kr「あれ、?Nakamu?」
おっと、、
kr「え、Nakamuじゃん!同じ高校だったの、⁉︎」
nk「俺もさっき気づいてびっくりしたよ」
kr「こんなことあんだな、笑」
nk「ね、、、クラス何組?」
kr「俺は〜、B組!Nakamuは?」
nk「D、かな?棟違うね」
kr「うわ、まじかぁ」
nk「そういえば彼女は?」
kr「え、?あぁ、、、別れたよ」
nk「え、?なんかごめん、、、」
kr「いやいいよ」
ちょっとだけ、嬉しかった
いや、すごく嬉しかった
nk「きりやんは、卒業したら何するの?」
ふと、気になったことを聞いてみた
kr「大学行くと思う、そのために勉強してるし」
「Nakamuは?」
nk「俺、?俺は、、、医者になるかなぁ、」
kr「子供の時からずっと言ってるもんな」
「じゃあ、俺はNakamuを支える看護師になろうかな」
nk「まじ〜?うれし〜」
kr「思ってないだろ、笑」
数年後
kr「Nakmau患者さんのカルテまとめといたよ」
nk「ありがと〜、俺の机置いといて」
kr「おけ〜」
「って、この写真、、、」
nk「ん〜?」
kr「昔よく行った花畑だよな?」
nk「そうそう、忘れてると思ってた」
kr「忘れるわけないだろ」
nk「約束は忘れたくせに」
kr「え?」
しまった、、、
kr「約束?」
nk「、、、昔その花畑で」
kr「ん〜、あっ!高校卒業してもうんたら〜のやつ?」
nk「そう、俺はずっと約束守ってたのに」
kr「、、、ごめんって、でもっ」
nk「ずっと俺はきりやんのことが好きなのに」
kr「え、?」
nk「好きなのは俺だけだったんだよね」
そんなことくらい、わかりきっている
でも、
kr「ち、ちがう、っ!」
部屋中に響くきりやんの声
kr「俺だって、Nakamuのこと好きだよ」
nk「友達としての愛なんていらない、っ!」
kr「友達としてじゃない、恋愛として、、、!」
nk「え、?」
kr「好きじゃなかったら医者なんてやってない、!」
「Nakamuと一緒にいたいから、、、」
そう叫んだ彼の瞳には涙が溜まっていた
nk「それ、ほんと、?」
kr「嘘だったら、この行動力褒めて欲しいくらいだわ、、、」
nk「確かに、、笑」
kr「Nakamuが他の人と話しているのモヤモヤした」
「彼女作らないで欲しかったからずっと近くにいた 」
「他の人のものにならないで欲しかった」
nk「、、、」
「俺だってそうだったよ、でもきりやん彼女作ったじゃん」
kr「だって、そのころはNakmauのこと友達としか思ってなかったから、」
nk「その頃も俺はきりやんのこと好きだったけど」
kr「もっとアピールしろよ」
nk「やだよ恥ずかしい」
kr「、、、今は?」
nk「好きだよ?きりやんは?」
kr「俺も、好き、、、」
nk「ねぇ、この約束忘れないで」
kr「なに、?」
nk「ずっと、一緒にいよ」
nkkr 誓い編end
閲覧感謝ですv
コメント
2件
うぁー!!久しぶりに見れました😭 医者組…最高ですね🫶🫶 今日も一日頑張れそうです…