『 ねぇ 、 私ら これから どうしようか 』
夕方 、 部活など生徒の 声が響く 屋上 。
薫 は 沢山傷のついた 手で 妃由の 手を 握った 。
『 どうもしないよ 。 やりたい事 やって 満足したら
此処から 私と ” 2人 ” で 飛び降りるんでしょ ?? 』
妃由 は 落ち着いた様な声で 、 私 の方を振り向きもせず
空を見詰めそう答えた 。
『 … うん 。 そうだね 、 そろ ヾ 逝けるかなぁ 、 』
少し 沈黙があった 。 焦って 私は
『 なんて じょ ~ だ 』
そう 言いかけた 時 、 私の言葉を 遮るように
『 まだ 逝かせない 。 』
怒った様な 、 泣きそうな 、 か細い声で 彼女はそう呟いた 。
愛されてる 。
その瞬間 私 は そう思った 。
これは 幼い2人の少女の 死場を 探す 旅 。
興味 を 持った方は 是非 、 最期 まで ご覧あれ 。
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