テラーノベル
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流石に全部は思い出せない……しかしわかった事が多々ある。
1つ目は母子家庭ということだからあの人は俺の母親に当たると言える。
2つ目は浮気をして両親は別れたという事。
3つ目は……3つ、目は……
思い出せない。どうして?こんな息が苦しいの?
学校デス!!
ガラガラ……
ドアを開ける音が耳に入る。そこで目に入ったのは陽だった。変わらない。俺の後ろにいる。泣きそうになったけど我慢した。
昼休みになった。丁度いいと思い陽を誘う事にした。
日陰「あの……」
陽「?」
懐かしいな。少し目付きが悪い所もいい匂いがする事も少し人見知りな所もピアスが空いてるのもチョーカーを付けているのも髪にメッシュがあるのも全部全部もう愛おしくて懐かしい。
日陰「えっと(´∇`;)お昼一緒にどうかな…?」
陽「いいの?俺なんかで」
日陰「うん」
陽に着いて行った。そこは屋上だった
記憶がフラッシュバックする。
日陰「はぁーはぁーカヒュカヒュカヒュ」
陽「…!?どうしたの?大丈夫?」
慌てているのを見てなんか悲しくなった。救う側なのに救われて気分が良くなかった。自分で自分を許せなかった。
陽「……大丈夫?落ち着いた?」
日陰「うん、急にごめんね。ちょっといい記憶が無くて……」
陽「そう……。何時でも頼ってね」
ご飯が食べ終わって立ち上がろうとした時から記憶がなく目が覚めらた白い天井が一番最初に目に入った。
日陰「よ、う?」
陽「日陰?!良かった……」
陽「もう起きないんじゃないかって思ってた」
日陰「ふふ、心配してくれてありがとう」
陽「^_^」
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